ブースポブログ

関西大学と関大前の情報紙「ブームスポーツ」のWEB版です。次号第12号は10月上旬に発行します!



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SHISHAMO学園祭ライブはFM802とコラボ!

ライブ局のみなさん関大の学園祭ライブが変わる。5日(土)に中央体育館で行われるSHISHAMOの学園祭ライブが、FM802の人気リクエスト番組・ROCKKIDS802(月〜金午後9時〜11時48分)とのコラボで開催されることが分かった。

ROCKKIDS802を担当するDJ・落合健太郎さん(41)と鬼頭由芽さん(29)が司会を務め、中央体育館で番組を再現。学園祭ライブを運営するライブ局の大鳥裕菜さん(21=商3)は「中央体育館が大変身します!」と、例年にない新機軸のイベントを予告した。

SHISHAMOの3人が、歌や落合さん、鬼頭さんとのトークを展開。公開録音され、同番組での放送も決まった。ライブ局の中田雄志さん(21=総合情報3)は「生ラジオのような雰囲気が楽しめる。今までにないほど中身が変わります」と、観客3200人のテンションを上げていく。

ライブ局長の高田智晴さん(22=商3)は「関大生、学生のためのライブです」と胸を張る。会議を重ね、局員一同で同世代のSHISHAMOを史上23組目の来学アーティストに選んだ。来場者全員に感謝の思いを込め、特製ステッカーを配布する。

10月28日には、番組にライブ局員が出演。統一学園祭をPRした。「会議の終わりには、ライブ局員みんなで肩を組み合ってSHISHAMOの『中庭の少女たち』を聴いて…泣くヤツもいます」と話した高田さん。学園祭3日目のライブ会場が、みんなで肩を組み合うような一体感に包まれる。

チケットは各プレイガイドのほか、学園祭期間中の千里山キャンパス内でも発売。関大生対象の学内チケットは2300円(要学生証、学内販売のみ)、学外の一般チケットは3200円。【写真・SHISHAMOの学園祭ライブを運営するライブ局の大鳥裕菜さん、高田智晴さん、中田雄志さん=写真左から】
【関連記事】2016年の関大学園祭ライブはSHISHAMO-2016年8月29日


【関西学生野球】自力V消滅一転…関大奇跡優勝

優勝決定関西学生野球秋季リーグの優勝決定戦が24日、わかさスタジアム京都で行われ、関大が8-3で立命大を破り、14年秋季リーグ以来4季ぶり35度目の優勝を決めた。【写真・4季ぶり35度目のリーグ優勝を決め、マウンドに駆け寄る関西大学の選手たち=わかさスタジアム京都】

奇跡が起きた。自力優勝が消え、臨んだ最終節で粘り腰を見せた。関学大との初戦こそ落としたものの、2連勝で勝ち点をもぎ取る。同大のVを消滅させた立命大とのプレーオフ。気まぐれな勝利の女神は、関大にほほえんだ。

メモリアルイヤーを、美酒で飾った。創立130周年を機に、千里山キャンパスに総工費5億円をかけた野球専用グラウンド・KAISERS BASEBALL FIELDが完成。大学トップクラスの球場が誕生した。

外野が神宮球場でも使用実績のある人工芝になり、全天候型のブルペンも整備。グラウンド整備に費やす時間が極端に減り、練習量が格段に増えた。

早瀬万豊監督(58=82年経済卒)が「これだけのグラウンドを造ってもらったからには成果が問われる。優勝しかない」と不退転の決意で臨んだリーグ戦。部員らの手で、5度宙を舞った。

レジェンドの教えも浸透した。プロ野球・阪急(現オリックス)の元投手で、阪神の1軍投手コーチなどを務めた山口高志さん(66=73年社会卒)がアドバイザリースタッフに就任。学生を指導し、後方支援した。スタンドから歓喜の瞬間を見守った山口さんは「久々に気持ちのいい大学の学歌が歌えました」と目を細めていた。

明治神宮野球大会(11月11日開幕)出場をかけ、トーナメントで関西地区第1・第2代表を決定する29日の関西地区大学野球選手権初戦で大商大と対戦する。広島東洋カープのように神っている関大が、2年ぶりの聖地を目指す。
【関連記事】千里山キャンパス新球場は甲子園&神宮仕様!-2016年8月30日
山口高志さんが関大野球部スタッフに就任-2016年4月5日


大成功!アダチケンゴさん1000人路上ライブ

アダチケンゴさん1関西大学出身のシンガー・ソングライター、アダチケンゴさん(32=07年経済卒)が15日、JR大阪駅に隣接するグランフロント大阪うめきた広場で1000人ストリートライブを行った。同広場で1000人規模のストリートライブが行われるのは、2013年10月17日のコブクロ以来。「集まるか不安だった。本当にやってよかった」と、偉業達成に声を弾ませた。

雲ひとつない青空に、アコースティックギターの音色が溶け込んだ。おそろいの黄色いシャツを着たファンが上下に揺れる。通行人や買い物客も足を止め、大きな輪が広がっていく。「口にしないと実現できない。音楽で目標がかなうってことを実証したい」。自らに課した高いハードルを、音楽の力で飛び越えて見せた。

うめきた広場ではオーディションを受け、ライセンスを取得したミュージシャンのストリートライブが連日、行われている。アダチさんもその一人。FM802が主催したコンテストで、うめきた広場で活動するミュージシャンのグランプリにも輝いた。「いろんなミュージシャンの勇気になる。有名にならないと意味がない」。そびえ立つグランフロントのビルに向かって奏でたメロディーに、戦友たちの思いを乗せる。

インディーズで1000人を集めることは、並大抵のことではない。アダチさんの挑戦を冷笑する向きもあった。「見返してやろうというよりも、必ず成功してみせるという思いが強くなった」と、不安や反発心がパワーに。ライブハウスや路上での公演で、地道すぎるほどに来場を呼びかけた。数え切れないほどの観客が、32歳の路上シンガーに共鳴した。【写真・グランフロント大阪うめきた広場での1000人ストリートライブを成功させたアダチケンゴさん】

関西大学統一学園祭で行われるKUロックフィーバーを04、06年に2度制覇。関西大学の音楽サークルBrooklyn304やgrooveに所属していた。商学部に通う妹が2人いる。今でも時折、千里山キャンパスでギターを奏でる。この日、新しいシングル「SOLUS」をリリース。12月15日には宝塚ベガ・ホールでのライブを控える。

最終目標は、1万人を集めての大阪城ホール単独公演だ。関西のライブハウスやホールを回って、新たな夢へステップを踏んでいく。「夢はすべてはかなわないかもしれないけれど、達成できることもある。やってみようと思うことがあれば、チャレンジして欲しい」と、後輩の関大生たちにもメッセージを送ったアダチさん。1000人ストリートの成功で、その言葉を証明した。
【関連記事】うめきた広場1000人ライブへ アダチケンゴさん-2016年1月14日
アダチケンゴさん2


越前屋俵太さんが関大お笑い審査員に

安中さん関西大学総合情報学部でエンターテインメント論の授業を受け持つ谷雅徳さん(54)が、統一学園祭3日目に行われる関大生お笑いNo.1決定戦「LAUGH&PEACE お笑い王決定戦2016」の審査員として、千里山キャンパスに来学することが15日までに分かった。

谷さんは越前屋俵太(えちぜんや・ひょうた)の芸名で、関西大学社会学部在学中からタレントとして活躍。ABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」やニッポン放送の「オールナイトニッポン」、福井テレビの「俵太の達者でござる」など、数々の人気番組に出演した。

2004年ごろ、自らの意思で芸能界から姿を消した。充電期間を経て、書道家の俵越山(たわら・えつざん)として活動を再開。2009年から総合情報学部で関大生を教えている。かつては統一学園祭の講演会にたびたび登壇。98年に千里山キャンパスで講演会を行っており、18年ぶりの学園祭登場となる。

漫才コンビ・浅草キッドの水道橋博士さん(54)が編集長を務める有料メールマガジン「メルマ旬報」で、越前屋俵太の名で「能あるブタのツメはチョキ!」を連載。今年6月、水道橋さんが「あの幻の消えた芸能人・越前屋俵太さんの生息を確認!!」とツイッターでつぶやくと、ネットニュースでも取り上げられた。

お笑い王決定戦の審査員には、人気双子モデルfumiamiの妹・安中亜美さん(23=16年商卒)も就任。多彩すぎる視点で関大生のお笑いをジャッジする。【写真・関大お笑い王決定戦の審査員に決まった安中亜美さん(左)】


タナボタ!関大が全日本大学駅伝繰り上がり出場

全日本大学駅伝11月6日(日)に行われる全日本大学駅伝対校選手権(熱田神宮〜伊勢神宮、8区間106.8キロ)に、関西大学が繰り上がり出場することになった。関西地区選考会1位の関学大が、出場を辞退したため。

関大は6月18日に行われた関西地区選考競技会で5位に沈み、上位4校にまで与えられる同大会への出場権を逃していた。

関学大陸上競技部の4回生部員(21)が7日、京都府警に窃盗の疑いで逮捕され、同大はエントリー期限だった12日までに、部員の不祥事を理由に辞退を申し入れた。

昨年、8大会ぶりの全日本大学駅伝出場で19位に終わった関大。タナボタで2大会連続12度目の出場を決めた。【写真・全日本大学駅伝の公式ホームページ】


ホンマでっか!?河原秀久教授が会社設立

河原秀久教授関西大学化学生命工学部の河原秀久教授(54)が、独自で研究・開発した氷結晶制御技術(Ice crystal Control Technology=通称・アイコンテック)の実用化に向けたベンチャー企業2社を設立することが分かった。

氷結晶制御技術は、河原教授が開発・量産化に成功した不凍タンパク質や不凍多糖、過冷却促進物質を用いた「凍らせない冷凍技術」。河原教授はカイワレ大根やエノキダケから、不凍タンパク質や不凍多糖を発見。冷凍・解凍後も風味や食感を損なわない効果があり、冷凍食品やお菓子など約100品目に採用されている。

今月中にも2社を立ち上げる河原教授は、氷結晶制御技術を生鮮野菜・果物の長距離輸送や道路の凍結防止、臓器の保存液などの分野で実用化を推進する。2社ともCTO(最高技術責任者)に就任予定で、本社もしくは研究室を、9月にオープンした関西大学千里山キャンパスのイノベーション創生センターに置く。

明石家さんま司会のフジテレビ「ホンマでっか!?TV」などにも出演。昨年の統一学園祭では芸能人枠で招聘され「河原教授が来るってほんまでっか?〜冷凍技術への挑戦〜」と題した講演会も行われた。【写真・氷結晶制御技術の実用化に向けたベンチャー企業2社を設立する河原秀久教授】


わずか1坪!関大前で一番狭い立ち飲み屋

立ち飲み関大前通りに期間限定の立ち飲み屋・SUN`S SONが12日、オープンした。阪急関大前駅すぐにあるテイクアウトサンドイッチ店のSUNが、午後6時〜8時30分限定で立ち飲み屋に変身。14日までの限定開店となるが、レギュラー営業も視野に入れている。

2015年5月にオープンし、お昼前にはサンドイッチがしばし売り切れる人気店のSUN。関大生の働きかけで、実験的に夜は立ち飲み屋としての営業がスタートした。490円で缶ビールもしくは発泡酒2缶、チューハイとおつまみ3品がついてくる。

11日のプレオープンには、関西大学の講師も含め5人が来店。この日も午後6時のオープンから、学生が詰めかけた。広さはわずか1坪。3人が横に並ぶと“満席”になる。【写真・14日までの3日間限定で開店した立ち飲み屋・SUN`S SON】

店主の鍋谷郁二さん(60)は「実験的にやってみるのはおもしろいこと。サクッと寄れる店が欲しいという声もある。学生はどんな感じの店を必要としているのか知りたい」と話す。スタッフの山本裕介さん(26)は「気軽に立ち寄れて、会話ができる店になれば」と、狭すぎるがゆえのアットホームさを強調した。
【関連記事】関大生にバカ売れ 50円コロッケサンド-2015年6月8日


商学部主催KUBIC 明治大牛尾ゼミの学生が優勝

明治大3関西大学商学部が主催するビジネスプランコンペティション・KUBIC(キュービック)の本選会が8日、関西大学千里山キャンパスで行われ、508件の応募があった大学・大学院・一般の部は、明治大情報コミュニケーション学部牛尾奈緒美ゼミの学生による「MISSION 第三の魔の手 “サードハンドスモーク”を分解せよ!」が優勝した。

サードハンドスモークとは三次喫煙と呼ばれ、室内の壁紙や布製品などに付着したタバコの有害物質を吸引する現象。牛尾ゼミの学生らは、繊維メーカーのグンゼが出したテーマ「健康寿命を5歳延伸するをテーマにしたサービス・事業の提案」に応募した。

同社の軟質多層シートや、無光触媒の技術を活用した壁紙フィルム「タバコ防グンゼ」の開発を提案。カラオケボックスの壁紙に採用することで利用者の三次喫煙を防ぎ、健康寿命の延伸と利用者の増加を図るビジネスプランだ。【写真・優勝した明治大情報コミュニケーション学部・牛尾奈緒美ゼミの学生。牛尾教授(前列右から3人目)は、元フジテレビアナウンサー】

4チームで競う最終プレゼン。代表で同学部3回生の花田弥子さん(21)は、審査員の激しいツッコミにもひるまなかった。目標にしていた大会が今年は開催されず、KUBICに応募。グンゼの企業賞も獲得した。「ゼミ生20人全員で東京から来ました。1位を獲とうと頑張ってきたし、教授の指導も受けてきた。きょうも本戦ギリギリまでプレゼンの練習をしていました」と、賞金20万円と記念のメダルを手にした。

関西大学は産学連携の拠点・イノベーション創生センター内のオフィス貸与や、連携協定を結ぶ日本政策金融公庫からの融資などを模索し、KUBIC優勝者のビジネスプラン実現化を目指している。

2006年(平成18)にスタートしたKUBICは、今年で11回目の開催。高校生の部を合わせると、1494件の応募が集まった。委員長で商学部の岩本明憲准教授(39)は「KUBICは、人を育てるためものでもある。起業したい、ビジネスプランを考えたいという学生のひとつのきっかけになれば」と話す。

学生代表の福田真亜子さん(20=商3)は「皆さんのプレゼンが凄すぎて、私も勉強させてもらった。いつかスーパーやコンビニに、KUBIC発の商品が並んだら」と、後輩にバトンを渡した。


関大前のルンラウが閉店

ルンラウ2関大前の老舗喫茶店・TEAROOM LUN-LAU(ルンラウ)が、9月10日で閉店していたことが分かった。【写真・閉店した関大前のTEAROOM LUN-LAUと閉店を告知する貼り紙】

閉店の告知では「ここ関大前で色々な方々に支えられながらも、16年もの間、日々を過ごせたことを誇りに思っています。また、関大生のみなさんの日常的な栄養面を担うという大役を、少しでも果たすことが出来たのであれば、こんなにうれしいことはありません」と、店主から関大生に向けたメッセージが記されている。

ルンラウは2000年(平成12)10月、香港風喫茶店として開店。ごはんおかわり自由の定食が、関大生に人気だった。
ルンラウ


関西大学梅田キャンパスが完成

梅田キャンパス1関西大学が大阪市北区鶴野町に建設していた梅田キャンパス・KANDAI Me RISE(かんだいみらいず)が28日、完成した。式典では楠見晴重学長(63)、池内啓三理事長(73)らがテープカットを行い、出席者200人の拍手を浴びた。

梅田キャンパスは茶屋町にほど近い、新御堂筋沿いの8階建ビル。特定の学部や大学院を置かず、1、2階には関西大学とレンタル大手のTSUTAYAと共同でオープンするスターバックスコーヒーとTSUTAYA BOOK STOREが入る。

起業支援の拠点となるスタートアップカフェや異業種交流サロン、社会人向けの講座などが中心となるが、5階にはキャリアセンター梅田オフィスが移転し、関大生の就職活動をサポートする。【写真上・関大じゃないみたい…28日に公開された関西大学梅田キャンパス 写真下・5階に設けられたキャリアセンター梅田オフィス(撮影・岡田拓也)】

スタバと書店は、学生・大学関係者だけでなく、誰でも利用できる。同キャンパスは10月1日に開学。キャリアセンターは11日に開設予定だ。

吉原健二梅田事務局長(60=79年社卒)は「梅田キャンパスはすべての学生にオープン。OB、OGや社会人、企業の方との様々な交流が生み出される。意見や情報交換をすることで、自身の未来に向けた設計をしてほしい。一般学生や文化会のパフォーマンスの場としても提供したい」と、関大生の利用を呼びかけた。
【関連記事】関西大学とTSUTAYA 共同で書店・カフェ設置-2016年7月28日
梅田キャンパス7


関大生アイドル シルクパフェ 東京公演大成功!

シルクパフェさんメーン写真女子大生アイドルコピーダンス大会・ユニドルの全国大会「UNIDOL 2016 Summer」が8月30日、東京・新木場のSTUDIO COASTで行われ、関西大学の5人組Silk♡Parfait(シルクパフェ)が出場した。キャンパス内で地道なアイドル活動を続け、関西予選を制してつかんだ夢舞台。約10分間のステージに、万感の思いを込めた。

笑顔をふりまいたステージを降りると、感極まった。「この5人のメンバーでベストを尽くして、何か作品を作り上げたかった。今まで大学でそういう子に出会われへんかったから ...」。ちさとさん(20 =商3)の大きな瞳に、 涙があふれる。かけがえのない仲間と、大舞台に立てたことが何よりもうれしかった。

東京のファンから、無数のサイリウムを振られた。「何か東京で爪跡を残したかった。 いろいろあったけど、 あきらめずにやってきてよかった」と、リーダーのありささん(20 =商3)は、苦しかった日々を思い出した。【写真・ユニドル全国大会に出場したシルクパフェ=8月30日、東京・新木場のSTUDIO COAST】

今年3月、ちさとさんと2人で再出発したシルクパフェ。4月からは木曜日の昼休みに、2人でゲリラ公演を開いた。フリフリの衣装での爆音ライブ。 悠久の庭の関大生がドン引きした捨て身の活動が、大輪の花を咲かせた。

3人のメンバーが新加入。各キャンパス祭にも積極的に出演し、ファンも増えていった。15大学16チームが出場した6月の関西予選に出場。3度目の挑戦で、全国切符を手に入れた。

4月に加入したきらりさん(19 =総合情報 2)は「留年しかかっているし、つらいことがいっぱいあったけど、応援してくれる人がでてきて、目標がもてるようになった」 と声援をパワーに変えた。

学園祭やイベントへの出演は続けるが、ユニドルでの活動はひと区切りをつける。

りなさん(19=総合情報2)は「先輩2 人がこんな大きなステージに連れて来てくれた」と感無量。専門学校生のゆいさん(19)は「表に立つことができなかった数年前からして、アイドルの衣装を着て舞台に立っているのは信じられない」と、新たな自分を発見した。

千里山キャンパスで結成した5人組が見せた奮闘と成長。ラブライブのようなストーリーを、シルクパフェが体現した。
【関連記事】関大生5人組シルクパフェがユニドル全国大会へ-2016年6月22日
シルクパフェさんサブ


高野芹奈さんが語ったリオ五輪秘話

セナさん2リオデジャネイロ五輪セーリング(ヨット)女子49erFX(フォーティーナイナーエフエックス)級に出場した高野芹奈さん(たかの・せな=18、人間健康1)は、20チーム中最下位で、メダルレースに進めなかった。一時は競技をやめる決意をするほど落ち込んだという高野さんは、悔しさをバネに2020年東京五輪出場を目指す。

リオでの悔しさが、東京へ向かう原動力となる。「もうヨットをやめようかと思った。そこまで落ち込みました」。最下位で終わった五輪舞台。上位10チームで争われるメダルレースは、観客席で迎えた。

開催国ブラジルのペアが優勝。金メダルに喜ぶ選手と観客の熱狂ぶりが、失意の高野さんを奮い立たせた。メダルは自分が獲りに行くしかない—。「その時の一体感が忘れられないんです。神様ってずるいなって」。次の目標に向かって、前を向いた瞬間だった。

日焼けした肌。男子学生にもひけをとらないたくましい体。ひと夏の経験が、高野さんを強くした。「選手ひとりひとりの顔つきから、4年間に対する思いがうかがえた。事前準備や休憩中にも感じた」と、ライバルから世界最高峰のレースに臨む覚悟を学んだ。

本番では、練習時とは違う風が吹いた。セーリングの日本選手団は、工具などの盗難被害にも遭った。「行く前は、いつも通りにすればいいと考えていた。でも普通のレースではない。こんな経験が18歳でできたことが本当に良かった」。五輪には魔物がいる。使い古された言葉を、胸に刻み込んだ。

選手村で撮った1枚の写真が宝物になった。テニスの男子シングルスで銅メダルを獲った錦織圭選手とのツーショットだ。【写真・錦織圭選手とのツーショット写真を見せる高野芹奈さん=関西大学堺キャンパス】

「錦織さんはピカンとしていました。誰も声をかけなかったんですが、自分が写真を撮ってもらったあと長蛇の列ができていました」と笑う。日本テニス界に、96年ぶりのメダルをもたらした世界的プレイヤーからパワーをもらった。

和歌山を拠点に、宮川恵子さん(30)とのペアで臨んだリオ五輪。4年後を見据え、東京で新チームを作ることを明かした。「ますますやる気になっている。東京五輪でメダルを獲得したい」と力強く語った。中3でセーリングを始め、わずか3年4カ月でオリンピアンとなった高野さん。関大での4年間で、さらに長足の進歩を遂げる。
【関連記事】リオ五輪出場高野芹奈さんに高橋大輔さんから金言-2016年7月1日


千里山キャンパス内でファミチキが!おでんが!

ファミマオープンスタバの次はファミマが!関西大学千里山キャンパス内に21日、ファミリーマート関西大学店がオープン。午前8時のオープン予定を30分早めるほどの人気で、朝から関大生でごった返した。【写真・関西大学千里山キャンパス内にオープンしたファミリーマート関西大学店。朝から関大生が多く詰めかけた】

「いらっしゃいませ〜」。レジに並んだ10人の店員のかけ声が、早朝の千里山キャンパスにこだました。おなじみの緑の看板が、関大生を次々引き入れる。「ファミチキめっちゃあるやん」「おでんあるってヤバくね?」。棚一面に並んだカップ麺、お弁当の豊富さが目をひいた。

経済、商学部が入る第2学舎2号館の不二家食堂内にあった購買店・ヤマザキKショップを改装。以前の3倍の大きさになった。運営会社の不二家商事営業部の服部好彦さん(49)は「ファミマができることで、このスペースが憩いの場になれば。こういうものを置いて欲しい、という声も教えていただければ」と、関大生のニーズに応えた店づくりを目指す。

チケットの発券などができるファミポートや、コピー機も完備。品揃えは、街中のファミマと遜色ない。酒類やタバコの取り扱いはなく、関西大学の要望で、サッカーくじや成人向け雑誌の販売はできない。ATMの設置も見送られたが、学生の要望が強ければ今後検討するという。

学内でTポイントカードや、ICOCAなどの交通系ICカードが使える施設は初。関西大学生協の関係者は「はっきりいって脅威です」と話す。営業時間は日曜・祝日をのぞく午前8時から午後8時までだが、11月上旬まで午後9時まで延長。スタバとファミマの開店で、学内の風景が一変した。
ファミマオープン2


関大スタバに200人殺到 徹夜組も!

スタバ関大生関西大学千里山キャンパスの悠久の庭に、産学研究拠点となるイノベーション創生センターが12日、完成した。1階には、スターバックスコーヒーの関西大学千里山店が開店。午後1時のグランドオープンと同時に、約200人の関大生が殺到した。

創立130周年事業の目玉となったスタバ出店。12日未明から、悠久の庭に関大生が集まり始めた。楠見晴重学長、池内啓三理事長らが大学関係者が出席した竣工式が始まった頃には、多くの関大生がセンターを取り巻くように開店を待った。

一番乗りを果たしたのは、同センター長・石川正司化学生命工学部教授に所属する関大生3人だった。【写真上・関西大学千里山キャンパス内にオープンしたスターバックスコーヒー関西大学千里山店 写真下・開店と同時に約200人が列をなした=12日午後1時】

神崎博稔さん(23=化学生命工4)は「朝3時ごろに列に並ぼうと来た。その時は数人いた」と振り返る。幸田奏子さん(22=化学生命工4)は「先生の記念日に一番になれてうれしい」と笑顔。鳥居祐也さん(22=工院2)は「1週間前から狙っていた」と、3人でゴールデンメイプルフラペチーノを注文していた。

スタバの営業時間は午前8時から午後8時まで。ブックカフェ方式の150席で、土日や祝日もオープンする。大学関係者は「地域の方にも利用して欲しい」と、関大生や大学関係者以外も利用できる。

10月開学予定の関西大学梅田キャンパスにもスタバが誕生。千里山、梅田両キャンパスの2店舗とも、レンタル大手TSUTAYAなどを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)がスタバとライセンス契約を結び運営する。
【関連記事】関西大学とTSUTAYA 共同で書店・カフェ設置-2016年7月28日
スタバの行列


関西大学がオリ実況コンテストで最優秀賞

オリックス1プロ野球パ・リーグのオリックス・バファローズが主催した第5回大学対抗実況コンテストで、関西大学放送研究会(KBC)から出場した山田寛明さん(20=社3)、鎌田祐希さん(20=社3)、信太祐貴さん(しんた・ゆうき、21=法2)が第1位の最優秀賞に輝いた。

アナウンサー役の山田さんは、9月11日に京セラドーム大阪で行われたオリックス−ロッテ戦の1回裏、最優秀アナウンサーとして選手コールに挑戦。吉田正尚、T−岡田の連続タイムリーを呼んだ。

3万2879人の大観衆で埋まったドーム球場で、バファローズの勝利を演出した山田さんは「緊張したが、うれしかった。3人で勝ち取った最優秀賞です」と声を弾ませた。【写真上・最優秀賞を獲った鎌田祐希さん、山田寛明さん、信太祐貴さん=京セラドーム大阪 写真下・あじさいスタジアム北神戸での実況録音風景=2016年5月21日】

今年の実況コンテストには7大学が参加。3人がディレクター、アナウンサー、解説者に分かれ、5月21日にあじさいスタジアム北神戸で行われた2軍のオリックス−中日戦を実況録音。提出した音源をもとに球団職員が審査した。

関西大学は過去5度の実況コンテストで4度入賞している強豪。朝日放送のアナウンサー・福井治人さん(25=15年法卒)は13年に、2位にあたる優秀賞を獲得している。

山田さんは「福井さんのようなスポーツアナウンサーになりたい。どうしても1位を獲りたかった」と、先輩が切り開いた道を志す。2軍戦に足を運び、実況を練習。ラジオの野球中継を聴き、プロの伝え方を文字に起こして表現の幅を広げた。

打者がボールを打つ音まで、はっきり聞こえる2軍戦。臨場感にもこだわったディレクター役の鎌田さんは「審査で実況と解説が聞こえやすいように心がけた。じわじわと最優秀賞の実感が来てます」と振り返る。球数やアウトカウントをホワイトボードで記し、2人をサポートした。

解説を担当した信太さんは、試合前にベンチ裏でオリックスの杉本裕太郎外野手、辻竜太郎2軍打撃コーチを取材。引き出したエピソードをテンポ良く披露した。「来年も開催されるなら、次は実況役で出たい」と、早くも来年の実況バトルに熱視線。3人が織りなす実況は、中日に3-10で大敗した2軍戦をはるかに面白くした。
【関連記事】関大生がオリックス戦で選手コールに挑戦!-2014年9月12日
放送席1


未確認フェスで関大生所属YAJICO GIRLが優勝

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TOKYO FMの人気ラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」などが主催する10代アーティスト限定の音楽フェス・未確認フェスティバル2016が8月27日、東京・新木場のSTUDIO COASTで行われ、関西大学経済学部2回生の榎本陸さん(20)が所属する5人組バンド・YAJICO GIRL(ヤジコガール)がグランプリに輝いた。賞金100万円と、タワレコでのCD発売が決定。昨年の覇者・Shout it Outはメジャーデビューを果たしている。今年1月には、10代アーティストの発掘イベント・十代白書でも優勝。関西大学統一学園祭で行われるKUロックフィーバーへの参戦も視野に入れた。

美しかった。3364組の頂点に立った瞬間、5人の大学生が思わず抱き合った。10代アーティスト8組だけが立てるファイナルステージ。青春の様々な誘惑を断ち、音を鳴らし続けた。夢舞台に立つために削ってきた命、落としてきた単位。命のかけらが音楽に輝きを与え、観客のもとに降り注いでいた。

YAJICO GIRLは演奏中、メンバーが客席に向かって終始ニコニコと笑っていた。多くのバンドが頻繁に顔を合わせる中、印象的な姿だった。【写真・未確認フェスティバルでグランプリに輝いたYAJICO GIRL(2枚目はTOKYO FM提供)】

ステージに立てることが嬉しくてたまらない。この5人で演奏できることが幸せでたまらない。東京の会場で、若干のアウエー感があったと話していたボーカルの関西学院大2回生・四方颯人さん(20)は「ちゃんと伝えようと思って、観客一人一人の顔を見て歌った」。 笑顔が観客を少しずつ、自分たちの世界に巻き込んだ。

オリジナル曲を完成して間もなかった昨年も出場。ライブ審査まで到達しなかった。榎本さんは「地道にライブ活動を重ねて、曲もいっぱい作って、やっともう一回挑戦できる時が来たな、と思いました」と捲土重来を期した。会場の4000人が注目した音楽の甲子園。安定した演奏で、しっかりと実力を見せつけた。

2曲目で勝負に出た。1曲目は代表曲の「いえろう」。思わず口ずさんでしまう曲第1位と称されたキャッチーなメロディで、会場の温度を少しずつ上げていった。続いての「Monster」は新曲。大舞台で演奏するのは、かなりの勇気が必要だった。

アレンジの幅の広さが、観客を魅了した。審査員の女優・菅野結衣さん(18)は「新曲がかっこよかった。いえろうが普遍的なド名曲で、A面とB面を見せられた感じ。3曲目はまた違うテイスト。熱だったりキラメキだったり、一番強かった」と振り返った。

東京湾に近いライブハウス。3曲目の「Casablanca」は、聴いていると海を漂っているような気持ち良さがあった。ふわふわと浮遊感のある、特徴的なギターサウンド。観客も音に身を委ねる。この曲の間奏で、一度だけメンバー全員で顔を見合わせた。YAJICO GIRLらしさを、決勝舞台で確かに伝えた。

機材トラブルもあり、演奏直後は落ち込んでいたが、最後に音楽の女神がほほえんだ。賞金100万円と、優勝旗を掲げた後のウイニングライブ。極度の緊張から解放されたのか、憑き物が落ちたように晴れ晴れとした表情を見せる。音楽を心から楽しんでいる姿に、観客の顔にも笑顔がこぼれた。

7月に行われた未確認フェスの3次審査は、観客を入れてのライブハウス審査。到達度テストの真っ最中だった。榎本さんは春学期試験の単位取得を犠牲にして、栄冠をつかんだ。「関大の単位は正直、ほど遠いんですが…グランプリ(卒業?)へ一歩一歩登っていきたい」と笑う。

未確認フェスティバルのファイナルステージを目指し、5人は青春のど真ん中を走ってきた。「5年後、このライブを見といて良かったなと思ってもらえるように頑張ります」と四方さん。音楽でたくさんの人たちを巻き込みながら、YAJICO GIRLはこれからもずっと走り続けていく。4000人の観客が確信した。
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未確認


千里山キャンパスの新通学路が開通

テープカット阪急関大前駅北口と、関西大学千里山キャンパス第3学舎(社会学部)を階段とエスカレーターで結ぶ新通学路が8月31日、開通した。竣工式が行われ、楠見晴重学長(63)、池内啓三理事長(73)ら大学関係者、後藤圭二吹田市長(59)らがテープカットで完成を祝った。【写真上・新通学路の完成を祝い、テープカットした池内啓三理事長、楠見晴重学長、後藤圭二吹田市長 写真下・通学路のエスカレーター=8月31日】

新通学路は、通学ラッシュ時における関大前通りの混雑緩和を目的に建設された。駅前に新しく「西門」が造られ、名神高速道路と並行する歩行者専用通路が社会学部裏までつながった。132段の階段とエスカレーターはすべて屋根付きで、雨に濡れずに通学できる。

創立130周年を迎えた今年の完成を目指し、3年前に建設計画が浮上。総工費8億円、土地取得費用などや今後の整備も合わせると、総額約20億円のビッグプロジェクトだ。千里山キャンパスは大規模災害発生時の一時避難地として指定されており、災害時に安全な避難経路を確保する意味もある。

午前7時から学生・地域住民が通行できるが、午後10時以降は西門が閉められ利用できない。エスカレーターは午前8時から11時まで、キャンパスに向かう上り専用となる。ゆっくり歩いても、駅から第3学舎まで3分で到着。大学へのアクセスがかなり容易となった。

関西大学管財課の四宮啓雄課長(51)は「関大前通りの混雑を少しでも緩和したいというのがまず第一にある。学生が安全に、通学できる空間が必要だった。地域の方々の一時避難地にもなっている。1年間かけて、しっかりとした建物を造りました」と話す。新通学路には130本の桜が植えられる予定。数年後には、満開の桜が新入生を迎える。

新通学路の開通で、関大前通りを歩く関大生が4割減るというシミュレーションもある。通学時の関大生の安全確保を図りながら、学生向けの店舗との共存共栄という難しい課題が、関西大学と関大前通りのテーマになっていく。
エスカレーター


千里山キャンパス新球場は甲子園&神宮仕様!

IMG_7728関西大学千里山キャンパスに野球専用グラウンド・KAISERS BASEBALL FIELD(カイザーズベースボールフィールド)が完成。8月25日に竣工式が行われ、硬式野球部員が同日から練習を開始した。【写真・関西大学千里山キャンパスに完成したKAISERS BASEBALL FIELD】

人工芝と内野の黒土が、夏空にまぶしく映えた。両翼95メートル、中堅118メートルは甲子園球場と同じ。外野には大学野球の聖地・神宮球場で使用実績のある人工芝が敷かれた。ブルペンは雨天でも可能に。総工費5億円をかけ、大学トップクラスの球場が誕生した。

体育の授業や、他の部と共用して使われてきた千里山北グラウンドを、創立130周年を機に改修した。楠見晴重学長(63)は始球式でマウンドに立ち「硬式野球部が、しっかり野球に取り組むことができる素晴らしいグラウンド」と周りを見渡した。

外野が人工芝になり、グラウンド整備に費やす時間が極端に減る。関西学生野球の秋季リーグ戦開幕を前に、早瀬万豊監督(はやせ・かずとよ、58=82年経済卒)は「今までよりも練習の時間や量の確保がしやすくなる。これだけのグラウンドを造ってもらったからには、成果が問われる。優勝しかない」と、新球場効果に期待した。
【関連記事】山口高志さんが関大野球部スタッフに就任-2016年4月5日
高知・安芸市営球場に関大野球部記念碑完成-2016年3月6日
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2016年の関大学園祭ライブはSHISHAMO

42関西大学統一学園祭実行委員会は29日、公式ツイッター@kandai_saiで、統一学園祭(11月3日開幕)で行われる学園祭ライブにSHISHAMO(ししゃも)が出演すると発表した。

学園祭3日目の11月5日(土)午後3時30分から、関西大学千里山キャンパス中央体育館で「君と関大フェス!!SHISHAMO×KANDAI2016」と題したライブが行われる。関大生2300円、一般3200円。チケット発売などの詳細は、後日発表される。【写真・3月2日に発売されたアルバムSHISHAMO3のジャケット】

SHISHAMOは2010年に結成された宮崎朝子さん(20)、松岡彩さん(20)、吉川美冴貴さん(21)の3人組バンド。10代を中心に人気を誇り、今年1月4日には日本武道館、6月25日には大阪城ホールで公演を行った。
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