高橋大輔さん(24=文院2)と織田信成さん(23=文4)が4月25日、関西大学高槻キャンパスのアイスアリーナで行われた「バンクーバー五輪フィギュアスケート応援感謝デイ」で「氷上記念対談」に臨んだ。学内のイベントで、2人そろってトークイベントに臨むのは極めてまれ。五輪から織田さんの電撃結婚まで、ぶっちゃけ語った対談を再録します。 【写真は氷上対談に臨む高橋大輔さん(右)と織田信成さん=4月25日・高槻キャンパス】
―バンクーバーのリンクに立った瞬間はいかがでしたか
高橋「前回の五輪では、緊張しすぎて全然だめだったので、今回はとにかく落ち着いてリラックスしようと心がけました」
織田「いやー、真っ白でした。真っ白になっちゃって」
―フィギュア男子選手で初のメダル獲得となりましたが
高橋「メダルは…獲れちゃったって感じですね。すぐには実感が湧かなかったんですが」
―バンクーバーではどのように過ごされましたか
高橋「友人2人が見に来ていたので、試合前は観光しました。お土産屋さんに行って、お揃いのキーホルダーみたいなのを買いました。(笑いながら)普通ですね。前回のオリンピックを教訓に、メンタル面で楽しむようにしました
織田「リラックスして過ごすようにしました。本番は緊張しちゃいましたけど」
―高橋選手は4回転ジャンプに注目が集まりましたが
高橋「(少し沈黙)そうですね、回避は考えていませんでした。失敗したから無駄だったのかな……ん?(笑)」
―お二人ともすごい人気ですが、五輪後はもう街中を普通に歩けないんじゃないですか
高橋「街中で声をかけていただく機会は増えましたね」
織田「いや、僕は普通に大丈夫ですね(会場から拍手と笑い)。僕は高槻出身なんですけど、あ、高槻2中なんですけど、いろんな所うろうろしてます」
―日本中で起こった“大輔フィーバー”についてはいかがですか
高橋「えー、本当にありがたいですね。応援してくれる皆様がいるから、頑張ろうという気持ちになります。感謝というか、うれしいですね」
―日本人初のメダルはいかがですか?
高橋:やっちゃったって気持ちでした。(笑)【2に続きます】