
関西大学初のミスコンテスト「ミスキャンパス関大」が11月2日、吹田メイシアターで行われ、初代のミスキャンパスに文学部3回生の西喜多彩さん(にしきた・あや=20)が選ばれた。会場を訪れた300人と、4万票を超えるWEB投票によってミスの座を射止めたシンデレラガールは「獲っちゃいましたって感じです。初代のミスキャンパスとして責任は重大だけど、関大とみんなをつなぐ役割になりたい」と笑顔を見せた。【写真・グランプリを受賞し喜ぶ西喜多彩さん=11月2日・吹田メイシアター】
西喜多さんは京都市出身。就職活動と並行しながら、ミスキャンパスの本戦に臨んだ。マスコミ志望で「履歴書に書く肩書きができました」と、頭の上に乗せられたティアラを輝かせた。バトントワリングの強豪サークルにも所属するスポーツ美女。好きな男性のタイプはお笑い芸人のエハラマサヒコで「現在彼氏は…募集中です」と、関大生男子に希望を持たせるセリフまで飛び出した。
「関大」という冠がついた初めてのミスコンとなった。関大の学園祭ではスポンサーをつけることが認められておらず、ミスコンが学園祭の禁止事項である「差別的な企画の禁止」に抵触するという判断から開催されてこなかった。主催したミスキャンパス関大実行委員会が、関西大学の学生課にかけ合い、学生有志の主催という位置づけで「関大」という冠をイベント名につけることを認めさせた。
関大前の商店などをスポンサーにつけ、開催にこぎつけた実行委員会代表の廣田雄将さん(20=社2)は「平日の開催だったが、授業もあるのに300人もお客さんが来てくれた。来年からも続けていきたい」と、来年以降の開催に意欲を見せた。