ー“チラシボム”と称してアイコラを多用したビラをゲリラ的に貼っていますが…板東英二はともかく、○○様はやばいんじゃないですか?【写真・キャンパス内のトイレに貼られた“高菜祭”への参加を促すビラ】
男「アイコラは昔からの趣味だ。チラシは100種類ある。ビックリマンのようにコレクションしてくれたら嬉しい。学生が集まる教室や男女トイレの個室に計算して貼っている」
ー一部の関大生に熱狂的な支持を集める一方、残念ながら清掃員や関大の職員に根こそぎはがされています。現在はあまり見なくなったという声もありますが
男「今は潜伏期間中。剥がすヤツにはふざけんじゃねえ、大学の犬か!という思いもあるが、怒られてもどうせ死ぬんやし」
ー周りの反応はどうですか
女「大教室でいかにも女子大生って子が“こんなチラシあってん”って、チラシをはがして話しているのを間近で見た時は、正体バレてるのかなぁ…と思った。トイレで男子がチャックを下ろす前にチラシを見て、ちょっと漏らしてしまったというメッセージをもらった。他大学の人からも反応をもらう。“関大にはこんなヤツらがいる”って。好きな子には本当に感じてくれる」
ー2回生になってこういう活動をしようと強く思ったのは、何か理由があるんですか?
男「関大を辞めようと思っていた。大学生活に意味を見い出せなかったし、学費もったいないし…。でも、モラトリアムの最後の悪あがきというか、遊ぶ場を自分でつくっていきたい。恋愛も素敵だと思うけど、くだらないことでいいから真面目にふざけていきたい。今なんか学校ない日も大学来てますし、学生生活が充実している。深夜、車飛ばしてまで来てますよ」
ー関大生に対して何か言いたいことは
男「傍観者だけではなく、ライバルというか潰しにかかって来てくれたらいい。どうせ二番煎じになるだろうけど…似たようなことをしてくれたら。みんな他人を気にしすぎ。飲み会ばっかりで楽しいか?興味もないのにボランティアをやったりとか、就活のためにええことエピソード集めすぎ。我々は就活失敗してもいい」
ー天一の高菜祭の後にも、なにか目的はあるんですか
女「クラブカルチャーはいろんなことが生まれる場所だと思う。そんな風にイベントをやったりとか、学生がつくりあげていく関大のカルチャーになりたい。respect for my men special thanks to 乱痴気、やすくん、キチクラ」
ーspecial thanksってことは、皆さんの他に仲間がいるんですか
男「幹部は募集中。仲間になってくれそうなヤツには、ツイッターでダイレクトメッセージを送って教室の教卓の下にチラシ20枚と契約書、ナンバーを貼った封筒を貼って接触している。ただ、お互いに正体はバラしていない。来年の新歓でも、新入生を巻き込むつもり」
ー最後にメッセージをお願いします。
男「ウェルカム トゥ KU アンダーグラウンド。真面目にふざけて人生をナメな! ところでブースポは1月7日、高菜食うんだろうな?」
ーはい、七草の代わりにいただきます…
女「関大も正月休みでみんな忘れるかもしれないから、冬休みと1月7日、関大生に高菜祭への参加を促す、アッと驚くナニかがあるかもよ?あっ、そろそろチラシの印刷があるから帰るね」
女性メンバーがいるとは思わなかったが…。体育会で活躍したり関大の広報誌に取り上げられたり、学生団体を立ち上げたりボランティアにいそしんだり…いわゆる“頑張っている”と称される関大生ではない、声なき関大生による紙爆弾テロ。ブラックペッパーはいまの関大に居心地の悪さを感じ、あまりにもくだらなさすぎるイベントを立ち上げ、キャンパス内の“声なき声”を結集しようとしている。
1月7日、あなたは天一の高菜ご飯定食、注文しますか?