ブースポブログ

関西大学と関大前の情報紙「ブームスポーツ」のWEB版です。次号第12号は10月上旬に発行します!

2013年12月26日

2013年12月

関西大学経済学部教授 浜野潔さんが急逝 55歳

関西大学キャリアセンター所長で、経済学部教授の浜野潔さん(はまの・きよし)が急逝した。55歳。浜野教授は23日午前、京都市内で行われたマラソン大会出場中に倒れた。同市上京区の病院に運ばれたが、同日午後に帰らぬ人となった。

東京都町田市出身。慶応大経済学部卒業後、京都学園大教授などを経て2002年(平成14)、関西大学経済学部教授に就任した。体育会空手道部部長を務めたほか、昨年10月にはキャリアセンター所長に就任。11月27日には楠見晴重学長(60)らとともに高知県庁を訪れ、同県との就職支援協定を締結するなど関大生の就職支援に力を注いでいた。

葬儀・告別式は26日、京都市内の斎場でしめやかに営まれ、多くの大学関係者や学生が参列。ユーモアに富んだ授業と、教授就任以来一度も休講がなかったという浜野教授の人柄をしのんだ。

今年4月に行われた堺シティマラソンに、浜野教授と参加し4.5キロを完走した楠見学長は「急な報せに驚き、ぼう然としている。関西大学、経済学部にとっても痛恨の極み。大学を愛し、学生をこよなく愛した先生の志が根づき、キャンパスを見守ってくれると信じている」と弔辞を述べた。涙雨が降るなか、関西大学の学歌に送られ天国へと旅立った。

1月8日18時から関大で大輔&樹五輪壮行会

バンクーバー壮行会関西大学千里山キャンパスで来年1月8日、ソチ冬季五輪フィギュアスケート男子代表・高橋大輔さん(27=文院2)と町田樹さん(23=文5)の壮行会が開催されることが決まった。

また、同五輪フィギュア男子フリーが行われる2月15日未明には、同キャンパス内でパブリック・ビューイング形式の応援会が行われる予定。関大が万全の応援態勢をとる。

06年のトリノ五輪壮行会には1000人が殺到。当時文学部4回生で阪神入団が決まっていた岩田稔投手(30=06年文卒)も、ゲストとしてステージに上がった。倖田來未さんのファンという高橋さんに、大学関係者が“五輪出場ごほうび”として倖田さんを関西大学の統一学園祭に呼ぶことを示唆。翌日のスポーツ紙をにぎわせた。

10年バンクーバー五輪では、壮行会直前に高槻キャンパスのアイスアリーナで公開練習も行われた。関西大学が観客500人を募集したところ、3500人が応募。入場券がネットオークションで1枚7万円まで高騰した。応援会では500人がフィギュア男子フリーを生観戦し、大型スクリーンを通じて声援を送った。よみうりテレビのワイドショー「ミヤネ屋」でも生中継されている。

ソチ五輪壮行会は午後6時から7時まで、千里山キャンパス内のBIG100ホールで行われる。関大生や大学関係者、ファンが学歌を歌い、高橋さんと町田さんを決戦の地に送り出す。【写真・2010年1月12日に行われたバンクーバー冬季五輪壮行会=千里山キャンパス】
【関連記事】高橋大輔さん、織田信成さん五輪壮行会・公開練習ー2010年1月

2013年12月23日

2013年12月

高橋大輔さん、町田樹さんソチ五輪代表に

高橋さん町田さん日本スケート連盟は23日、さいたまスーパーアリーナで行われたフィギュアスケートの全日本選手権終了後に理事会を開き、来年2月のソチ冬季五輪・フィギュアスケート日本代表を決定。関西大学からは高橋大輔さん(27=文院2)、町田樹さん(23=文5)が選ばれた。

高橋さんは06年トリノ、10年バンクーバーに続く3大会連続出場。時おり目に手をやりながら「正直きのうまでは絶望していた。本当にうれしい。五輪では日本代表として、恥ずかしくない演技ができるよう頑張る」と話した。

町田さんは初出場。「すばらしい選手がいる中で出させてもらう。自分を律して誠心誠意取り組みます」と、意気込んだ。

ソチ五輪フィギュアスケート男子SPは来年2月14日午前0時、同フリーは15日午前0時(いずれも日本時間)に始まる。【写真・ソチ冬季五輪フィギュアスケート日本代表に選ばれた町田樹さん(左)、高橋大輔さん(中央)=2011年1月12日】

2013年12月18日

2013年12月

バーで就活!?関大前で「BAR活」スタート

ノーサイン関大前で異色の就活イベント「BAR活」が、来年1月から本格スタートする。BAR no sign(ノーサイン)店長の佐藤洋平さん(26=11年社卒)とキャリアコンサルタントのヤギタケシさん(24=12年社卒)が、同店を就職活動の不安や悩みを相談できる場として提供。関大生の就活を後押しする。

2人は関西大学二部軽音部の先輩・後輩。ヤギタケシさんは“自由で実力主義かつ高待遇の”外資系企業に就職したが、待ち構えていたのはまったく違う会社の実情だった。「人事部は営業などの現場を知らないから、学生に与えられる情報がクローズなものになっているし、それをうのみにしてしまう。会社の現実や内情を話していきたい」と、就職ナビサイトには載らない生の声を関大生に伝える。

就活では数千倍の倍率をくぐり抜け、大手5社から内定を獲得。関大生としての経験を、後輩に惜しみなく伝授する。「就職活動に必ず正解はある。ただ、正解にたどりつくまでの方法やプロセスで学生は悩んだりする。今までの勉強はインプットだったが、就活はアウトプットが重要。どれだけ力をつけられるかを伝えたい」。同店自慢のソファ席で、面接やESなど就活の不安を解消していく。

一方、佐藤店長は就職活動は未経験。今までなりゆきにまかせて生きてきた、と振り返る。「会社に入ることがゴールではない。なんで働いているのか、どうなりたいのか?ということを模索して、自分のやりたい人生を生きてほしい。僕みたいにこういう人生もあるよ、ということを伝えたい」とカウンター越しに語りかける。“ゆるすぎず、硬すぎず”の絶妙なバランスで、新しすぎる就活講座を目指す。

3月まで約10回の予定で、様々な分野のゲストと自由に語り合える座談会形式で行う。12月21、22日の午後2時から4時まで、面接をテーマに体験講座を開催。飲み放題と5品付で2000円で、ヤギタケシさんは「お金を取ることで僕らにもプレッシャーがかかる。来た人には本当に有益なことを持って帰ってもらう」と内容に自信を持つ。

カフェや韓国料理店などが次々開店し、何かとアツい関大前サイドストリート。今度は学生街にありそうでなかった“就活バー”が誕生した。佐藤さんは「no signから新しいムーブメントを起こしていきたい。何かを生み出すような関大前にしたいし、BAR活から未来のスティーブ・ジョブズを生みたい」と意気込んだ。【写真・関大前のBAR no signでBAR活をスタートする佐藤洋平さん(左)とヤギタケシさん】
【問い合わせ先・BAR no sign Facebook】https://www.facebook.com/nosignwv

2013年12月16日

2013年12月

関大前キャンドルナイトに5000人

関大前キャンドルナイト・モニュメント関大前のキャンドルナイト・BRIGHT UP KANDAI STREET2013が14日に行われ、約5000人がろうそくで彩られた関大前通りを楽しんだ。

午後4時、店舗の軒先などで2000本のキャンドルが次々と点灯。セブンイレブン吹田関大前店の駐車場には、サンタクロースとろうそくをかたどったモニュメントが造られ、道行く人が次々と足を止めた。【写真・セブンイレブン吹田関大前店駐車場に造られたモニュメント=14日午後7時30分ごろ】

キャンドル作り体験や、同じ建物の1、2階店舗を会場としたアコースティックライブも開催。店内にもろうそくが置かれ、いつもは騒然とした関大前がゆるやかな光に包まれた。

関西大学の学生有志でつくられた学生団体・BRIGHT UP KANDAI STREET実行委員会が主催。火を使うイベントに住民からの反対もあったが、約60人の関大生スタッフとともに開催にこぎつけた。

代表の坂彬光さん(22=商5)は、キャンドルナイト開催のため府内から関大前に転居。半年前から準備を進めてきた。「来年からも続けていきたいし、何年も続けられるようにしたい。1日だけでも非日常的な関大前になればいいし、冬の風物詩になれば」と目を潤ませた。

関大前の佐吉cafeでは、2012年に千里山キャンパスで開催された「関大生1万人の笑顔展」から厳選された写真10枚が飾られた。今年10月に梅田ロフトで展示された写真と同じもので、化学生命工学部在学中に24歳で急逝した山本祥司さんの作品だ。

14日は山本さんの月命日(つきめいにち)だった。坂さんは「彼も関大が好きだった。友達だったし、同志だった。彼のためにできることは何だろうと考えた時に、一緒に培ったノウハウや人脈を使って、関大前通りに灯りがともせたらと思った。上から見下ろしてくれていたら」と、天国にいる親友への思いを語る。

関大生が主催した関大前のイベントとしては、過去最大のものとなったキャンドルナイト。情熱と鎮魂の炎が、学生街を照らした。
【関連記事】関大前がガンバった「関大前ガンバル」ー2012年11月20日
関大生の笑顔展 梅田ロフトで開催ー2013年10月14日





2013年12月12日

2013年12月

関大サッカー部小谷祐喜さんがC大阪入り

関西大学サッカー部のDF小谷祐喜さん(こたに・ゆうき、22=人間健康4)が11日、サッカーJリーグのセレッソ大阪に入団することが決まり、関大とセレッソ大阪から発表された。

同球団のU-15出身で、関大一高時代の2010年には日本高校選抜メンバーに選ばれた。激しいマークでボールを奪い取るディフェンスが特徴。小谷さんは「セレッソ大阪という思い入れの強いクラブでプレーできることを大変うれしく思っています。セレッソ大阪にとって欠かせない選手になり、これから先関わってくださる方々に少しでも貢献できるよう頑張りたい」と話した。

関西大学サッカー部の島岡健太監督(40)は「真面目にひたむきに、こつこつと努力を重ね、プロとして認められて今回の契約に至ったことはチームメイトのみならず、さまざまな人々に喜びを与えるものだと思います。大阪を代表する選手になってもらいたい」とエールを送った。

関西大学サッカー部からは11年に金園英学選手、12年に櫻内渚選手、今季は田中裕人選手が磐田に入団。岡崎建哉選手もG大阪のユニホームに袖を通し、連続でJリーガーを輩出している。

2013年12月10日

2013年12月

関西大学入学予定者が人命救助

JR新今宮駅ホームあっぱれ!来年4月に関西大学に入学する大阪桐蔭高野球部員の久米健夫捕手(18)が先月、JR新今宮駅でホームに落ちた70歳男性を救助していたことが10日までに分かった。

JR西日本は久米さんと、一緒に男性を助け出した同高の森友哉捕手(18)の2人に感謝状を贈った。森さんは、ドラフト1位でプロ野球・埼玉西武ライオンズに入団が決まっている。

久米さんは副主将で、主将の森さんとともに2012年の甲子園春夏連覇に貢献した。控え捕手としてベンチ入りし、今年の選抜高校野球大会3回戦・県岐阜商戦では先発マスクをかぶっている。

2人は同駅で待ち合わせて通学するほどの仲良し。11月16日午前7時25分ごろ、同駅の2番線ホームで目の不自由な男性が線路に転落するのを目撃。1番線ホームにいた久米さんが森さんに「行くぞ」と声をかけ、約1.5メートル下の線路に降り、男性をホームに上げたという。

男性は軽傷。2人は名前を名乗らず登校したが、野球部のかばんに見覚えがあった駅員が同高に連絡。決死の覚悟で人命を救った好プレーに、JR西日本が感謝状を贈ることを決めた。【写真・男性が線路に転落したJR新今宮駅の2番線ホーム。ラッシュ時には約5分間隔で電車が発着する】

年賀はがき1枚無料 佐吉カフェで年賀状を書こう

佐吉cafe関大前の佐吉cafeで12月12、13日の2日間、関大生が主催するイベント「年賀状お届け隊〜from関大前〜」が行われる。【写真・年賀はがきを準備してお待ちしています。(左から)スタッフの倉橋陸さん、西野大空さん、佐吉cafeの豊岡和江さん、スタッフの濱元楓さん、比嘉昇さん】

午後1時から午後5時まで、同店にペンやシール、スタンプなどを完備した年賀状作成テーブルを用意。1人につき1枚、年賀はがきが無料でもらえる。スタッフが年賀状を預かり、来年の1月1日に届くよう責任をもって投函するという企画だ。

江坂の街コン・エサコンを運営してきた3回生が中心。自腹を切って年賀はがきを購入する。濱元楓さん(21=商3)は「年賀状はお世話になった人への感謝の気持ちを伝えるツール。私たちも、お世話になった人への感謝の気持ちを伝えたい。年賀はがきを無料でお渡しするので、大切な人へ1枚出してほしい」と呼びかけた。

代表の比嘉昇さん(21=商2)は「道行く関大生がどれだけ興味を持ってくれるかわからないが、関大前の年末イベントとして根づいてくれたら。留学生の方にも、年賀状を出すという習慣に触れて欲しい」と伝統行事への再認識を訴える。

メールで済ませがちな年始のあいさつ。主催メンバーも大学生になってからは、年賀状を出すことがほとんどなくなってしまったという。西野大空さん(19=文2)は「親に感謝の気持ちを伝えたい」、甲南大生の倉橋陸さん(21)は「高校の担任の先生に“就活が始まりました”と送ります」と思いはさまざまだ。

佐吉cafeの豊岡和江さん(65)は「学生がイベントをするときは協力していきたい」と、同店の使用を快諾。“関大前の母”として、関大生の年賀状作成を見守る。大切な人への1枚の年賀状。あなたは誰に送りますか?
【Facebook】https://www.facebook.com/pages/年賀状お届け隊-from-関大前/1424270191139194

2013年12月09日

2013年12月

14日関大前でキャンドルナイト開催

関大前キャンドルナイト関大生有志が主催するキャンドルナイト・BRIGHT UP KANDAI STREET2013が12月14日、午後4時から8時まで関大前通りで行われる。【写真・ポスターを手にキャンドルナイトをPRする坂彬光さん(左)と、関大前グルメマップを持つ西田侑生さん】

関大前の16店舗で照明が消され、店内でろうそくが灯される。キャンドルでかたどったサンタクロースが店舗の敷地内で制作され、キャンドル作り体験やアコースティックライブも行われる予定だ。

主催者の坂彬光さん(22=商5)は、関大生と関大前通りの店舗のつながりが希薄になりつつあると感じ、イベントの開催を企画した。「関大前と関大生の思いが、灯りの下でひとつになれば。飲んだくれている関大生で、関大前は喧騒的なイメージ。一日だけでも、普段にはない非日常的な関大前のイメージを創りたい」と、キャンドルナイトを開催する意義を語った。

“BRIGHT UP”というタイトルに、地域をだんだん照らしてきたいという思いを込めた。11月に開催される関西大学の統一学園祭に続く、より関大前に根ざした年末の恒例イベントに育てていきたい考えだ。広報の西田侑生さん(22=文3)は「キャンドルの炎を見て今年の自分を振り返ってほしい。何年も続けられるような企画にしたいし、新しい関大前の風物詩になれば」と、関大生や地域住民の参加を呼びかける。

実行委員会が編集したポケットサイズの関大前グルメマップ3000部が、関大前の店舗などで配布されている。「新入生にも、新しい店に足を運んでもらうきっかけになれば」と話す坂さん。のべ2000本のろうそくが、関大前を幻想的に照らす。
【BRIGHT UP KANDAI STREET2013公式HP】http://buks2013.web.fc2.com/index.html
【Facebook】https://www.facebook.com/pages/Bright-Up-Kandai-Street-2013/582782628431087
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