ブースポブログ

関西大学と関大前の情報紙「ブームスポーツ」のWEB版です。次号第12号は10月上旬に発行します!

2016年10月25日

2016年10月

【関西学生野球】自力V消滅一転…関大奇跡優勝

優勝決定関西学生野球秋季リーグの優勝決定戦が24日、わかさスタジアム京都で行われ、関大が8-3で立命大を破り、14年秋季リーグ以来4季ぶり35度目の優勝を決めた。【写真・4季ぶり35度目のリーグ優勝を決め、マウンドに駆け寄る関西大学の選手たち=わかさスタジアム京都】

奇跡が起きた。自力優勝が消え、臨んだ最終節で粘り腰を見せた。関学大との初戦こそ落としたものの、2連勝で勝ち点をもぎ取る。同大のVを消滅させた立命大とのプレーオフ。気まぐれな勝利の女神は、関大にほほえんだ。

メモリアルイヤーを、美酒で飾った。創立130周年を機に、千里山キャンパスに総工費5億円をかけた野球専用グラウンド・KAISERS BASEBALL FIELDが完成。大学トップクラスの球場が誕生した。

外野が神宮球場でも使用実績のある人工芝になり、全天候型のブルペンも整備。グラウンド整備に費やす時間が極端に減り、練習量が格段に増えた。

早瀬万豊監督(58=82年経済卒)が「これだけのグラウンドを造ってもらったからには成果が問われる。優勝しかない」と不退転の決意で臨んだリーグ戦。部員らの手で、5度宙を舞った。

レジェンドの教えも浸透した。プロ野球・阪急(現オリックス)の元投手で、阪神の1軍投手コーチなどを務めた山口高志さん(66=73年社会卒)がアドバイザリースタッフに就任。学生を指導し、後方支援した。スタンドから歓喜の瞬間を見守った山口さんは「久々に気持ちのいい大学の学歌が歌えました」と目を細めていた。

明治神宮野球大会(11月11日開幕)出場をかけ、トーナメントで関西地区第1・第2代表を決定する29日の関西地区大学野球選手権初戦で大商大と対戦する。広島東洋カープのように神っている関大が、2年ぶりの聖地を目指す。
【関連記事】千里山キャンパス新球場は甲子園&神宮仕様!-2016年8月30日
山口高志さんが関大野球部スタッフに就任-2016年4月5日

2016年10月16日

2016年10月

大成功!アダチケンゴさん1000人路上ライブ

アダチケンゴさん1関西大学出身のシンガー・ソングライター、アダチケンゴさん(32=07年経済卒)が15日、JR大阪駅に隣接するグランフロント大阪うめきた広場で1000人ストリートライブを行った。同広場で1000人規模のストリートライブが行われるのは、2013年10月17日のコブクロ以来。「集まるか不安だった。本当にやってよかった」と、偉業達成に声を弾ませた。

雲ひとつない青空に、アコースティックギターの音色が溶け込んだ。おそろいの黄色いシャツを着たファンが上下に揺れる。通行人や買い物客も足を止め、大きな輪が広がっていく。「口にしないと実現できない。音楽で目標がかなうってことを実証したい」。自らに課した高いハードルを、音楽の力で飛び越えて見せた。

うめきた広場ではオーディションを受け、ライセンスを取得したミュージシャンのストリートライブが連日、行われている。アダチさんもその一人。FM802が主催したコンテストで、うめきた広場で活動するミュージシャンのグランプリにも輝いた。「いろんなミュージシャンの勇気になる。有名にならないと意味がない」。そびえ立つグランフロントのビルに向かって奏でたメロディーに、戦友たちの思いを乗せる。

インディーズで1000人を集めることは、並大抵のことではない。アダチさんの挑戦を冷笑する向きもあった。「見返してやろうというよりも、必ず成功してみせるという思いが強くなった」と、不安や反発心がパワーに。ライブハウスや路上での公演で、地道すぎるほどに来場を呼びかけた。数え切れないほどの観客が、32歳の路上シンガーに共鳴した。【写真・グランフロント大阪うめきた広場での1000人ストリートライブを成功させたアダチケンゴさん】

関西大学統一学園祭で行われるKUロックフィーバーを04、06年に2度制覇。関西大学の音楽サークルBrooklyn304やgrooveに所属していた。商学部に通う妹が2人いる。今でも時折、千里山キャンパスでギターを奏でる。この日、新しいシングル「SOLUS」をリリース。12月15日には宝塚ベガ・ホールでのライブを控える。

最終目標は、1万人を集めての大阪城ホール単独公演だ。関西のライブハウスやホールを回って、新たな夢へステップを踏んでいく。「夢はすべてはかなわないかもしれないけれど、達成できることもある。やってみようと思うことがあれば、チャレンジして欲しい」と、後輩の関大生たちにもメッセージを送ったアダチさん。1000人ストリートの成功で、その言葉を証明した。
【関連記事】うめきた広場1000人ライブへ アダチケンゴさん-2016年1月14日
アダチケンゴさん2

2016年10月15日

2016年10月

越前屋俵太さんが関大お笑い審査員に

安中さん関西大学総合情報学部でエンターテインメント論の授業を受け持つ谷雅徳さん(54)が、統一学園祭3日目に行われる関大生お笑いNo.1決定戦「LAUGH&PEACE お笑い王決定戦2016」の審査員として、千里山キャンパスに来学することが15日までに分かった。

谷さんは越前屋俵太(えちぜんや・ひょうた)の芸名で、関西大学社会学部在学中からタレントとして活躍。ABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」やニッポン放送の「オールナイトニッポン」、福井テレビの「俵太の達者でござる」など、数々の人気番組に出演した。

2004年ごろ、自らの意思で芸能界から姿を消した。充電期間を経て、書道家の俵越山(たわら・えつざん)として活動を再開。2009年から総合情報学部で関大生を教えている。かつては統一学園祭の講演会にたびたび登壇。98年に千里山キャンパスで講演会を行っており、18年ぶりの学園祭登場となる。

漫才コンビ・浅草キッドの水道橋博士さん(54)が編集長を務める有料メールマガジン「メルマ旬報」で、越前屋俵太の名で「能あるブタのツメはチョキ!」を連載。今年6月、水道橋さんが「あの幻の消えた芸能人・越前屋俵太さんの生息を確認!!」とツイッターでつぶやくと、ネットニュースでも取り上げられた。

お笑い王決定戦の審査員には、人気双子モデルfumiamiの妹・安中亜美さん(23=16年商卒)も就任。多彩すぎる視点で関大生のお笑いをジャッジする。【写真・関大お笑い王決定戦の審査員に決まった安中亜美さん(左)】

2016年10月14日

2016年10月

タナボタ!関大が全日本大学駅伝繰り上がり出場

全日本大学駅伝11月6日(日)に行われる全日本大学駅伝対校選手権(熱田神宮〜伊勢神宮、8区間106.8キロ)に、関西大学が繰り上がり出場することになった。関西地区選考会1位の関学大が、出場を辞退したため。

関大は6月18日に行われた関西地区選考競技会で5位に沈み、上位4校にまで与えられる同大会への出場権を逃していた。

関学大陸上競技部の4回生部員(21)が7日、京都府警に窃盗の疑いで逮捕され、同大はエントリー期限だった12日までに、部員の不祥事を理由に辞退を申し入れた。

昨年、8大会ぶりの全日本大学駅伝出場で19位に終わった関大。タナボタで2大会連続12度目の出場を決めた。【写真・全日本大学駅伝の公式ホームページ】

2016年10月13日

2016年10月

ホンマでっか!?河原秀久教授が会社設立

河原秀久教授関西大学化学生命工学部の河原秀久教授(54)が、独自で研究・開発した氷結晶制御技術(Ice crystal Control Technology=通称・アイコンテック)の実用化に向けたベンチャー企業2社を設立することが分かった。

氷結晶制御技術は、河原教授が開発・量産化に成功した不凍タンパク質や不凍多糖、過冷却促進物質を用いた「凍らせない冷凍技術」。河原教授はカイワレ大根やエノキダケから、不凍タンパク質や不凍多糖を発見。冷凍・解凍後も風味や食感を損なわない効果があり、冷凍食品やお菓子など約100品目に採用されている。

今月中にも2社を立ち上げる河原教授は、氷結晶制御技術を生鮮野菜・果物の長距離輸送や道路の凍結防止、臓器の保存液などの分野で実用化を推進する。2社ともCTO(最高技術責任者)に就任予定で、本社もしくは研究室を、9月にオープンした関西大学千里山キャンパスのイノベーション創生センターに置く。

明石家さんま司会のフジテレビ「ホンマでっか!?TV」などにも出演。昨年の統一学園祭では芸能人枠で招聘され「河原教授が来るってほんまでっか?〜冷凍技術への挑戦〜」と題した講演会も行われた。【写真・氷結晶制御技術の実用化に向けたベンチャー企業2社を設立する河原秀久教授】

わずか1坪!関大前で一番狭い立ち飲み屋

立ち飲み関大前通りに期間限定の立ち飲み屋・SUN`S SONが12日、オープンした。阪急関大前駅すぐにあるテイクアウトサンドイッチ店のSUNが、午後6時〜8時30分限定で立ち飲み屋に変身。14日までの限定開店となるが、レギュラー営業も視野に入れている。

2015年5月にオープンし、お昼前にはサンドイッチがしばし売り切れる人気店のSUN。関大生の働きかけで、実験的に夜は立ち飲み屋としての営業がスタートした。490円で缶ビールもしくは発泡酒2缶、チューハイとおつまみ3品がついてくる。

11日のプレオープンには、関西大学の講師も含め5人が来店。この日も午後6時のオープンから、学生が詰めかけた。広さはわずか1坪。3人が横に並ぶと“満席”になる。【写真・14日までの3日間限定で開店した立ち飲み屋・SUN`S SON】

店主の鍋谷郁二さん(60)は「実験的にやってみるのはおもしろいこと。サクッと寄れる店が欲しいという声もある。学生はどんな感じの店を必要としているのか知りたい」と話す。スタッフの山本裕介さん(26)は「気軽に立ち寄れて、会話ができる店になれば」と、狭すぎるがゆえのアットホームさを強調した。
【関連記事】関大生にバカ売れ 50円コロッケサンド-2015年6月8日

2016年10月08日

2016年10月

商学部主催KUBIC 明治大牛尾ゼミの学生が優勝

明治大3関西大学商学部が主催するビジネスプランコンペティション・KUBIC(キュービック)の本選会が8日、関西大学千里山キャンパスで行われ、508件の応募があった大学・大学院・一般の部は、明治大情報コミュニケーション学部牛尾奈緒美ゼミの学生による「MISSION 第三の魔の手 “サードハンドスモーク”を分解せよ!」が優勝した。

サードハンドスモークとは三次喫煙と呼ばれ、室内の壁紙や布製品などに付着したタバコの有害物質を吸引する現象。牛尾ゼミの学生らは、繊維メーカーのグンゼが出したテーマ「健康寿命を5歳延伸するをテーマにしたサービス・事業の提案」に応募した。

同社の軟質多層シートや、無光触媒の技術を活用した壁紙フィルム「タバコ防グンゼ」の開発を提案。カラオケボックスの壁紙に採用することで利用者の三次喫煙を防ぎ、健康寿命の延伸と利用者の増加を図るビジネスプランだ。【写真・優勝した明治大情報コミュニケーション学部・牛尾奈緒美ゼミの学生。牛尾教授(前列右から3人目)は、元フジテレビアナウンサー】

4チームで競う最終プレゼン。代表で同学部3回生の花田弥子さん(21)は、審査員の激しいツッコミにもひるまなかった。目標にしていた大会が今年は開催されず、KUBICに応募。グンゼの企業賞も獲得した。「ゼミ生20人全員で東京から来ました。1位を獲とうと頑張ってきたし、教授の指導も受けてきた。きょうも本戦ギリギリまでプレゼンの練習をしていました」と、賞金20万円と記念のメダルを手にした。

関西大学は産学連携の拠点・イノベーション創生センター内のオフィス貸与や、連携協定を結ぶ日本政策金融公庫からの融資などを模索し、KUBIC優勝者のビジネスプラン実現化を目指している。

2006年(平成18)にスタートしたKUBICは、今年で11回目の開催。高校生の部を合わせると、1494件の応募が集まった。委員長で商学部の岩本明憲准教授(39)は「KUBICは、人を育てるためものでもある。起業したい、ビジネスプランを考えたいという学生のひとつのきっかけになれば」と話す。

学生代表の福田真亜子さん(20=商3)は「皆さんのプレゼンが凄すぎて、私も勉強させてもらった。いつかスーパーやコンビニに、KUBIC発の商品が並んだら」と、後輩にバトンを渡した。

関大前のルンラウが閉店

ルンラウ2関大前の老舗喫茶店・TEAROOM LUN-LAU(ルンラウ)が、9月10日で閉店していたことが分かった。【写真・閉店した関大前のTEAROOM LUN-LAUと閉店を告知する貼り紙】

閉店の告知では「ここ関大前で色々な方々に支えられながらも、16年もの間、日々を過ごせたことを誇りに思っています。また、関大生のみなさんの日常的な栄養面を担うという大役を、少しでも果たすことが出来たのであれば、こんなにうれしいことはありません」と、店主から関大生に向けたメッセージが記されている。

ルンラウは2000年(平成12)10月、香港風喫茶店として開店。ごはんおかわり自由の定食が、関大生に人気だった。
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