2005年10月04日
鳥越客員教授が「がん」告白
関西大学社会学部で客員教授を務める鳥越俊太郎さん(65)が、直腸がんを告白した。3日、テレビ朝日の「スーパーモーニング」に電話出演し、明らかにした。
鳥越教授は9月30日、体調不良を訴え都内の病院に検査入院。検査で直腸がんが見つかった。今週中にも、がんの切除手術を行う。番組の中では「同じ境遇の人に、ああすれば治るんだと思ってもらえれば心の支えにもなる」と心境を話した。
同教授は03年、社会学部マス・コミュニケーション学科の教授に就任。就任直後は関西への移住を示唆し「ゼミを持ちたい」などと話していたが、今年3月、関西大学は「定年(64歳)による退任」を突如発表。客員教授に就任したが、講義などは行っていなかった。今月中の仕事復帰を目指している。