2006年06月21日
ジャンボ鶴橋 ベルト統一宣言
ベルトは1本でいい。関西大学プロレス連合(KWA)の「2006プロレス関々戦」が5月11日、経商前特設リングに500人(主催者発表)の観衆を集めて行われた。昨年12・8生協裏大会でジェリド・マサを下し、第18代KWAヘビー級王者として06年を迎えたジャンボ鶴橋(21=工3)が、先輩の同ジュニア王者成田こまち(21=経4)に宣戦布告。ヘビー・ジュニアの両王座を1本化する統一戦をブチ上げた。
シングルのベルトは、2本いらない。ジャンボがヘビー、ジュニア
両王座の統一戦をブチ上げた。「もう統一したほうがええんとちゃうか。
ジュニアの王者と白黒つけて、勝った方のベルトが残る」と、負けた
王者のベルトを封印する仰天マッチを示唆した。
狙いはジュニア王者の成田こまちだ。昨年の12・8生協裏大会で“絶対
王者”ジェリドに勝利し、王座を奪取したが、こまちと若林源三(22=
工5)にはシングル戦全敗。「こまちに勝つのが当面の課題」と語気を
強める。
ヘビー、ジュニアは関係ない。文字通りの“KWA最強”を証明する
ベルトを創設する考えだ。「今までとはまったく別物の、新しいベルト
を創ってもいい」と、既存のベルトを封印した上で、無差別級王座の
創設をもにおわす。
ジュニア王者のこまちも「おもしろい。俺は誰とでもやってきた」と
乗り気だ。
06年初戦となった4・5法祭ステージ大会では、2回生のベノワを
革命ボムで圧殺=写真はベノワをブレーンバスターで持ち上げるジャ
ンボ。この日の関々戦では、メーンでHIKARUに裏切りのラリ
アートを浴びせた。
10月に予定される初防衛戦には、若林を挑戦者に指名。後輩の壁に
なり、先輩超えを果たす。そしてベルト統一。ジャンボの野望は、
腹のようにデカい。
【ブースポ8号の記事から】