2008年05月16日
関大生12人に大麻販売、2人が在学中〜府警が立件へ
大阪府警薬物対策課と吹田署は5月8日、工学部の
機械システム工学科の男子学生(24)を大麻取締法違反
で現行犯逮捕した。大阪府警が15日、発表したもので、
男子学生は吹田市千里山松が丘の下宿先で乾燥大麻を
営利目的で所持していた。
男子学生は大阪府警の調べに「千里山キャンパスな
どで約40人に売りさばいた」と供述。携帯電話で大麻
の注文を受け、千里山キャンパス内の図書館裏芝生に
呼び出して販売していた。顧客のうち12人が関大生で、
2人は在学中。10人はすでに卒業しているという。
大阪府警は、大麻を購入した関大生・卒業生12人に
ついても大麻取締法違反(譲り受け)で立件する方針。
河田悌一学長は15日夜、千里山キャンパス内で会見
を開き「関西大学として申し訳ないことだと思ってい
る。本当に申し訳ありません」などと謝罪したが、複
数の関大生・卒業生が逮捕される事態になれば、進退
問題に発展する可能性が出てきた。