2009年04月10日
関大生でもアナウンサーになりたい!男子編〜4
【3から続く】
■方言があったり、滑舌が悪いんですが…
山本アナ「それはきちんと勉強しておいた方がいいですね。方言は、直しておいたほうがいいです。アクセントは標準語を話せるように。アクセント辞典というのを買って、肌身離さず持って、アクセントはどうなのか、というのを常に調べるというクセをつけた方がいいんじゃないですか。関西の人は関西弁が出るからね。でも、関西は標準語と逆のアクセントの時が多いので、割と簡単かもしれない。
■理系や大学院からアナを目指すのは無謀?
山本アナ「そんなことないですよ。理系出身のアナもいますし、大卒も院卒も関係ないです。ボクは一浪で、就職留年したんです。1年目全滅で、卒業論文だけ置いといて留年したんです。なぜなら、当時は既卒者は採用しませんという局があったんですよ。その局を受けるために、例えば新卒でないといけないとか、どういう採用方針を採っているのか調べるのは大事です。
■山本さんの就活は?
山本アナ「東京や名古屋、福岡をはじめいろいろな地方に行きましたよ。東京は夜行で行ったり、ユースホステルに泊まったりして浮かして。友達がいると勇気づけられますよね。1人でやってると行き詰まりますし、友達がいれば相談もできるし、励まし合えるし。情報も交換できる。仲間をつくることが大切だと思います。
■アナウンサーを目指す関大生へ
山本アナ「3回生の時に、キー局はアナウンスセミナーというのをやります。それが登竜門。最初の力試しですね。採用に関係ありますから、そこに残ることを目標に。系列局に情報が全部回りますから。私の場合、採用数がもともと少ない上にデキが悪かったので、落ちて落ちて落ちまくりました。でも、やっぱりアナウンサーになりたいという気持ちが強かったので、何とか頑張れた。あきらめないというのもひとつだと思います。ぜひ、アナウンサーになって欲しいです」
山本アナから関大へのアドバイスをまとめると…
■関大でも大丈夫
■アナウンス学校は「余裕があれば」
■顔は関係ない
■アクセントを常に調べるクセを
■アナを目指す仲間を作れ
■あきらめないこと
■この項終わり、随時「女子編」をアップする予定です