2010年06月13日
氷の甲子園で町田樹さんに「どっきり」!?
関西大学が主催するジュニアスケーターの演技会「第3回氷の甲子園」が6月13日、関西大学高槻キャンパスのアイスアリーナで開かれた。スケート部の選手によるエキシビションも行われ、日本スケート連盟の特別強化選手に指定された町田樹(まちだ・たつき、20=文3)がトリを務めた。1週間前に完成したというSP「黒い瞳」を初披露。アンコールでも軽快なステップを見せ、場内を埋めた約500人の声援に応えた。【写真・エキシビションを終えた町田樹さん=6月13日・高槻キャンパス】
イベントを終えた町田さんは、リンクサイドで胸を押さえた。トップスケーターエキシビションで、トリを務めることは本人にまったく知らされていなかったという。「高橋さんと織田さんが滑ると聞いていたので、前座だと思っていたら、きょうトリだと知ってびっくりした。出来はまだまだで、緊張した。きょうはいっぱいいっぱいです…」とはにかんだ。
偉大な先輩達が五輪の大舞台に立つのを見て、目標がしっかり定まった。「4年後、ソチの舞台に立っていたい。そう思い描きながら頑張っています。特別強化選手にも選ばれたので、責任と自覚を持って生活していきたい」と、しっかり前を向いている。
「全日本選手権は去年4位だったので、最低でもそれ以上か表彰台。GPもひとつひとつ、結果を残したい。自身の成長を磨いていきたい」と話す町田さん。氷の甲子園では“どっきり”を仕掛けられたが、来季は「大成功〜」のシーズンにする。
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