2010年11月11日
関大生逮捕に学長がコメント
社会学部4回生の男子学生(22)が脅迫と不正アクセス禁止法違反の容疑で逮捕されたことを受け、関西大学は11日までに、楠見晴重学長(57)名でコメントを発表した。公式ホームページ上で「大学生としてあるまじき行為であり、決して許されるものではありません。大学としてモラルの高揚および法令順守の徹底に努めてまいる所存であります」などと述べている。学生に対する処分は、明らかにしていない。
また、逮捕された男子学生は、パスワードを忘れた時のためにあらかじめ簡単な質問を設定し、本人確認をする機能を悪用し、元カノのヤフーメールのパスワードを入手していたことが分かった。
男子学生は今年1月、交際していた女性と別れた。復縁を迫ったが断られたため、女性のヤフーメールに無断で17回侵入。携帯メールや女性の友人に「夢も仕事もそのつどことごとくつぶしてやる」「制裁を加える」などといったメールを170通送っていた。「いずれ逮捕されると思っていた」と、逮捕覚悟の自爆テロだったことも判明している。