2011年06月06日
関大レスリング部いじめ トング押し当て認める
大阪府警吹田署は6日、関西大学レスリング部の同回生部員(22)にやけどを負わせたとして、傷害容疑で元主将だった4回生の男子学生(21)を再逮捕した。男子学生はすでに住居侵入や恐喝、暴力行為処罰法違反などの罪で起訴されている。
調べによると、元主将は昨年9月から11月にかけて、関大前の焼肉店で炭火で熱したトング(肉をはさむ金属製の器具)を同回生部員の腕に押し当て、やけどを負わせた疑い。元主将は大学への事情説明では「ふざけていてトングが当たった」などと説明していたが、同署の調べに「悪いことをした」などと容疑を認めた。
同署は住居侵入や恐喝、暴力行為処罰法違反などの罪で起訴されている元副将(21)についても、千里山キャンパス内にあるレスリング部の部室で同回生部員の家の鍵を盗んだとして再逮捕した。元副将は否認している。