2011年11月13日
ミス関大はCA志望の文学部生

ファイナリスト8人が集結した決勝大会では、17年間続けてきたバレエを披露。妖艶な舞でVを射止めた。「バレエで舞台に立っていた時の感覚を思い出した。結果発表までワクワクしていた」と強心臓ぶりを見せる。山崎さんは、フタバボウルの利用客1000人が選んだ「ミスフタバボウル」も受賞し2冠を達成。黄金のピンを手渡したフタバボウル総支配人の石原君江さんは「笑顔がとても良くて、バレエを披露した積極性も良かった」と目を細めた。
就職活動中にミスの称号を手に入れた。優勝賞品としてテレビ番組のレポーターとなることが内定したが、将来はCA(キャビンアテンダント=客室乗務員)を目指しているという。「CAはミスの称号とかあると、逆に不利になるんです。ミスとか関係なしに挑戦していきたい」とたくましい。ちなみに彼氏はいないそうで「包容力がある人がいいです」と、関大生男子に希望を与えるコメントも飛び出した。
イベントを主催した廣田雄将さん(22=社3)は「来年以降も続けていきたい。いろいろ問題はあるけど、学内や学祭でやりたい」と、キャンパス内での開催を目指す。関大では学園祭実行委員会の規定に「差別的企画の禁止」があり、大学はミスコンの学内開催がその規定に抵触する、としている。それをはねのけるムーブメントを、関大生が生み出せるかが注目だ。