2011年11月19日
【関大生就活はこう臨め!3】NGワードは?
−関大生はどういう意気込みで臨むべきですか
「関大生は他大生よりもかなり元気のある学生が多い、という印象を持っています。2年前だったかな…学祭を見学した時、金曜日でした。それも午前中。大して人来てませんよ。にもかかわらず、正門のあたりに、屋台を出している学生が、朝10時であるにもかかわらず『餃子いかがですか』とか、非常にやかましい。ああいうガッツは、すごいなぁと思いますね。元気の良さはひとつセールスポイントになるんじゃないかな、と思っています。就活は今までの学生の視点ではなく、社会人の視点あるいは社会人のルールで動くわけで、結構不条理なこともありますし、不条理な思いもいっぱいすると思います。落っこち続けるとか。ただ、それでもめげずに立ち上がって欲しいと思います」
−体育会の学生って有利になるんですか
「体育会系って基本的に不条理じゃないですか。上級生のいうことを絶対聞けとか。別に体育会でなくてもいいんですけど、そういう経験をしている学生は企業からすれば、他の学生とちょっと違うな、ということでうまく行きやすいのかなぁと思いますね。たぶん学生であれば、体育会の学生でなくてもそういう経験を1回や2回はしているので、そういうのをものすごく美談にするのではなく、あるいは成功談に仕立てなくてもいいので、淡々とうまく話して欲しいなあと思います。逆に失敗しやすいのは、体育会の学生であるのに、これは関大に限らずどの大学の体育会系の学生に多いんですけど『上下関係に厳しかったのをフラットな関係にしました』って言う体育会系の学生がすごく多い。そういうのはあまり言わない方がいいと思います。それを言っちゃうと、体育会である魅力がなくなるので…」
−寮の学生とかはどうでしょう?
「寮はいままでの暮らしじゃなくて、他の人にも気を遣わないといけないので、これも不条理のひとつですよね。相手に気を遣わないといけない、自分を殺さないといけない。そういう経験をしておくのは非常に有効です。そういった点で寮生活は有効かなあ」
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