2012年06月23日
でかっ!関大提灯が天神橋筋商店街に

記念式典には楠見晴重学長(58)や、同施設の代表で社会学部の与謝野有紀教授(51)らが出席。関西大学吹奏楽部が学歌を演奏する中、2カ月がかりで作られた校章入りの提灯が吊り上げられると、拍手とともに道行く人からも「でっかいなぁ〜」と声が上がった。
リサーチ・アトリエは、関西大学の社会的信頼システム創生センター(STEP)の研究施設として2010年7月に開設され、商店街の活性化や防災の研究、社会貢献の拠点となっている。商店街に溶け込んでいるため、初めて来た人がうっかり見落としてしまうことが多く、天神橋筋商店街連合会の協力のもと大きな目印を掲げることになった。
楠見学長は「こんな大きな提灯を吊り上げてもらうことは名誉なこと。日本で初めて商店街に作られた研究施設で、成果も上がりつつある。関西大学がつくる商店街モデルが、沈滞している日本を変えていって欲しい」と、大学と商店街の“一体感”を見届け笑顔。与謝野教授も「シンボルとしてずっと飾っていきたい。大学にとってすごくありがたいし、地域の人に愛される大学は長生きする。研究と人を繋いでいきたい」と話した。
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