2012年11月20日
関大前がガンバった「関大前ガンバル」

「学生中心と思われがちな関大前に、家族連れや年輩の方などより多くの人が来てもらいたい」「関大前でお祭りを」ー。8月に有志が集まり、関大前の店舗を知ってもらうイベントの開催が持ち上がった。
バルイベントは街や地域で特定の日時に行われる食べ・飲み歩きイベント。街おこしや人の交流を目的に開かれ、関西を中心に広がりを見せている。関大前ガンバルの参加者は5枚つづり3000円のチケットを購入し、店舗で渡すとイベント用の特別メニューを楽しめる仕組みだ。
各店舗は赤字覚悟でフォワグラや寿司、ステーキなど選りすぐりのメニューを赤字覚悟で提供。テイクアウトの店では特製の食パンセットや持ち帰り国産牛500グラムが売り切れた。ボウリングやカラオケ、エクステをチケットで楽しむ女性グループ客も。
ガンバ大阪は、万博に建設予定の新スタジアムの模型を展示。建設費用の募金に協力を求めるパンフレットを配布した。18日には同球団のMF佐々木勇人選手(29)と阿部浩之選手(23)、大森晃太郎選手(20)、DFの沼田圭悟選手(22)とマスコットキャラのガンバボーイがサプライズ来店。店の前にはサインや写真を求める人だかりができた。
吹田市の井上哲也市長(55)や同市のゆるキャラ・すいたんも関大前ガンバルを体験。学園祭後はやや寂しくなる関大前に人の輪が出来た。