
関西大学の新校舎「南千里国際プラザ」が、阪急南千里駅前に完成。4月に同地で留学生別科が開学した。【写真上・吹田市佐竹台に完成した南千里国際プラザ=2月20日】

地上8階建の校舎には、同科の教育施設と留学生の寮が併設。165室の寮室はすべて個室で、設備はビジネスホテルなみの充実ぶり。ほぼ全館で無線LANが使える。関大生が「レジデンス・アシスタント」として入居し留学生の生活をサポートするほか、寮生が自然と交流できるよう、6部屋単位でラウンジやキッチンを共有する「ユニット制」が取られている。【写真下・公開された寮室】
関西大学の楠見晴重学長は、2月20日に開かれた竣工式で「関西大学を日本だけでなく、アジアの関西大学としてはばたかせる。留学生を増やし、日本人学生とともに関西大学の中で、国際化プログラムを行っていきたい」と話した。留学生別科には、今年4月と9月で約100人が入学した。