2013年01月07日
天一高菜ご飯定食の売上、昼だけで100倍に

この日は関大ブラックペッパー(ブラペ)と名乗る集団が「高菜祭」と称し、関大生に高菜ご飯定食を食べるよう呼びかけていた。お昼過ぎには店前に行列ができるほどで、予想をはるかに超える関大生が同定食を注文。ブラペの“笑撃テロ予告”に、注文した人すべてにもれなく景品を渡して応戦していた天下一品側も景品の底がつき、新たなものを用意せざるを得ない事態に見舞われた。
午後3時すぎ、取材に応じた同店店長の薗田健太さん(30)は「思ったより出ている。でも、いまでようやく在庫の半分くらい。もうちょっと気張ってもらわないと、高菜はなくなりませんよ」とブラぺを挑発。一方で「本当によくやりますね。学生にやってもらえるのがうれしい。彼らのハートには負けますね…」と胸中を明かした。
高菜ご飯定食は、5年前に薗田さんが天下一品の店員だったころに考案したメニュー。あまり人気がなく、昨年末をもってメニューから消える予定だった。ツイッターを通じてブラペの予告を知り「最初は冗談かと思いましたけど、ちょっとやってみようかと…」と、メニュー変更を来月に延期。謎の集団とのガチンコ勝負に臨んだ。
この日は夜11時までの営業で、通常の150〜200倍に到達する見込みだ。偶然にも、きょうは薗田さんの30歳の誕生日。うれしい悲鳴を上げたバースデーとなった。「(ブラペの)正体はだいたい察している。天下一品とブラペのコラボTシャツを作ってもいいですよ…」と誘い水を向ける店長。右手に持ったラーメン鉢には“明日もお待ちしています”と書かれてあった。
【関連記事】「目撃!関大に謎の横断幕が!」http://www.boom-sports.com/archives/52161282.html