2013年02月13日
“アベノミクス”は4549億 関大宮本教授が算出
関西大学大学院会計研究科の宮本勝浩教授(68)らが12日、近鉄大阪阿部野橋駅上に建設中の商業ビル「あべのハルカス」の経済波及効果の予測を関西大学を通じて発表した。2014年の開業初年度で、近畿圏全体に約4938億円の経済波及効果をもたらすと推定した。
あべのハルカスhttp://www.abenoharukas-300.com/は高さ300メートル、地上60階建てで、ホテルやオフィス、百貨店などが入居する日本一高い商業ビル。報告書では、初年度の経済波及効果は大阪府だけでも4549億円。2年目以降も毎年2587億円に上ると予測し「非常に大きい経済波及効果。大阪の北と南の商業競争は大阪により一層の活性化をもたらすであろうと予測される」としている。