2013年03月26日
再録!本田圭佑選手の関大講義【1】
サッカー日本代表の本田圭佑選手(26、CSKAモスクワ)が昨年6月15日、関西大学千里山キャンパスを訪れ講義を行った際の映像が、25日放送のNHK総合テレビ「プロフェッショナル仕事の流儀SP〜さらなる進化へ 本田圭佑・500日の記録」で放送された。
一般学生には知らされず、大学側が集めた約100人の関大生に送られた金言が約5分間、約9カ月の時を経て初公開。テレビで流された本田選手の講義を再録する。
【突然の登場に驚く関大生から、どよめきと歓声を受けながら本田選手は壇上に上がる】
去年(2011年)の9月ですね…。ケガしたんですけど、ようやく…まだ完璧に治ったとは言える状況ではないんですけど、治ってなくても自分はケガする前の自分より成長したと思ってますし、そのケガしている時、トレーニングしている時というのは、全然マイナス面を感じずに、希望に満ちあふれながら、ずっとトレーニングに励んでいました
ケガしてつらいことがある。悩みがある。その悩み、問題をどの角度から見るか。すごいつらい問題に見えるかもしれない。皆さんはだいたい、つらい方から見てくれるんでしょう。僕に対して、同情の目をもって。
でも僕は、反対から見ているから、チャンスになるんです。その考える技術っていうか、習慣を身につけて、高めていって欲しいんです。そうすれば、どんな困難にもポジティブに対応でき、負のオーラというか、マイナスな要素は持たないようになってくるかな、と。
自分の人生なんです。1回しかない人生、無駄にはして欲しくないんです。大げさかもしれないですけど、本当にいつ死ぬかわからない人生の中で、後悔のないように生きてほしいんです。
【2に続きます】
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