2013年04月11日
関大生が未成年飲酒防止を呼びかけ
関西大学の学生有志ら50人が11日、千里山キャンパスで未成年飲酒やイッキ飲み、アルハラ(アルコールハラスメント)防止の啓発チラシを配布した。1限開始前の午前8時20分ごろから、大学職員や警察官、国税庁職員とともに、登校する学生に「STOP未成年飲酒! STOPアルハラ!」と書かれたチラシ約3000枚を手渡した。
正門には「お酒は20歳になってから」と書かれた横断幕も掲げられ、学生が「未成年による飲酒は法律で固く禁じられています。関大生としてのマナーとモラルを守りましょう」と、声をからして訴えていた。
大学職員が関大前の飲食店を訪れ、年齢確認の徹底や「飲み放題」を選んだ成年学生に対し、店側が飲み過ぎを注意するよう協力を要請する。【写真・登校する関大生に啓発チラシを配る学生有志=11日・千里山キャンパス】
2011年の新歓シーズンに始まった啓発行事は、今年で3回目となる。大学関係者は「より多くの人に認識してもらうよう、チラシも年々増えている。他大学での飲酒事故を他人事と思わないでほしい」と話していた。