2013年04月26日
小山田真さん、関大生に「海外で挑戦を」
米ハリウッドを中心に活躍する俳優の小山田真さん(こやまだ・しん=31)が25日、関西大学千里山キャンパスで講演した。国際部が主催する国際交流セミナーとして行われたもので「できれば海外に行きましょう。留学でも観光でも、国内でも海外交流ができるところがあるから出向いてみてほしい」と、関大生に海外でのチャレンジを訴えかけた。
小山田さんは高校卒業後の2000年、ハリウッドスターを目指し、両親の反対を押し切って英語ができないまま渡米。03年に映画「ラストサムライ」で渡辺謙演じる勝元の息子・信忠役に抜擢され、夢を実現させた。「僕は絶対俳優になりたいと思ってアメリカに行った。21の時にラストサムライで受かったが、日本だったら受かっていない。自分の自己表現、意欲を買ってくれたのだと思う。アメリカでは意思表示と熱意を伝えることが大切」と熱く語った。
映画の世界や海外留学を志す関大生に、自身の体験談や英語習得法を惜しみなく明かした小山田さん。ラストサムライのオーディションに受かった際、日本の両親に電話したが「まだ夢見てるのか。早く岡山に帰ってきなさい」と怒られたエピソードを披露し、会場は笑いの渦に包まれた。【写真・関大生に海外での挑戦を訴えた小山田真さん=千里山キャンパス】
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