2013年06月05日
関西大学で6月5日が休みじゃなくなった理由
きょう6月5日は関西大学が1922年(大正11)、大学令によって旧制大学に昇格した「大学昇格記念日」。例年は大学が休みになるんですが、今年はなぜか「授業日」。普通に授業が行われました。【写真・今年から6月5日が通常の授業日となり、いつもの風景が見られた千里山キャンパス=6月5日】
関西大学に「なぜ今年は大学昇格記念日が休みではないのか?」という質問をぶつけると、文部科学省の通達で、大学の授業日数に関する規定が厳格化されたことが大きいようです。大学の講義は半期で15週を確保しなければならず、残り1週が試験という授業もあります。授業日数の確保のため、今年から大学昇格記念日を授業日に充てた、ということでした。
また、11月4日の「創立記念日」についても来年度以降、授業日にするか検討されるようです。今年は振替休日で休みとなっていますが、来年以降の学園祭の日程に微妙に影響しそうです。ただ、関西大学の関係者は「昇格記念日と創立記念日では意味合いが違う」と、例年通り休みになることを示唆していましたが…。