2013年10月31日
関大新通学路、駅と正門上の秀麗橋直結か
関西大学が阪急関大前駅北東側の土地を購入し、千里山キャンパスへの新通学路建設が浮上している問題で、ブームスポーツは31日までに、大学が一部の地域住民に配布した資料を入手した。【写真・関西大学が地域住民に配布した資料】
資料は土地購入前の今年7月ごろに配られた、購入予定地の配置図。駅東口のデイリーヤマザキ関大前店前から、社会学部がある第3学舎近くまでの推定3400平方メートルが関大の土地になったことが分かる。
千里山キャンパスの真下には名神高速道路のトンネルがあり、トンネル入口一帯が西日本高速道路の所有地となっている。通学路建設にはこの土地がネックになるが、地元自治会の関係者からは「関大は高速道路にキャンパスの真下を通らせているので、バーターにすればクリアできるのでは」との声が出ている。
現在、第3学舎裏から正門上に架かる秀麗橋を結ぶ、シェルター状の屋根に囲まれた専用道がある【写真・関西大学と書かれた文字左上の点線】。駅前の土地から千里山キャンパスへ通学路を建設するには、第3学舎すぐ裏へつなぐ構造になり、秀麗橋への通学ルートと直結する可能性が高い。
駅から千里山キャンパスまでは直線距離で約100メートル。駅東口から関大前通りを抜けて正門へ行くルートの5分の1以下に短縮され、関大生にとってはキャンパスへの道のりがより安全かつ速くなりそうだが…
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