2014年02月07日
関大やったんでいず!開幕 7日夜まで開催

東北わくわくマルシェは、2月23日まで同地で行われているフードイベント。岩手、宮城、福島3県の人気飲食店が出店しているほか、約1500点以上の東北名物がそろった物販コーナーもある。
岩手県大槌町への支援を行ってき与謝野有紀教授社会学部教授のゼミ生・船内真依さん(22=社4)らが中心になり、同ゼミの卒業研究として2日間のイベント・関大やったんでいず!の開催を提案。わずか1カ月半の準備期間で実現にこぎつけた。
「関大から東北を応援しよう」という趣旨に賛同した関西大学応援団や、関大生の有志がライブや漫才などのステージを行った。午前11時から行われた関大やったんで!パレードでは高さ9メートルの応援団旗が掲げられ、バトン・チアリーダー部の学生らが梅田周辺を練り歩くと、多くの通行人が足を止めていた。
会場では、関大生のよる東北物産品の魅力をアピールするブースが設けられたほか、梅田のビル屋上で養蜂したミツバチからとれたはちみつと、さるなしの果実をミックスしたホットドリンクが振る舞われた。関大生による募金活動も行われている。【写真下・関大生厳選の東北物産品物販コーナー】
この日、大阪市の最高気温は3.9度と冷え込んだが、関大生が熱いステージや物販でイベントを盛り上げた。船内さんは「いろんな思いが込み上げてきました。みんな寒さをはねのけてやろうと、気合を入れてやっている。きょうまでの道のりも長かったが、成長できたし視野も広がりました。7日もこだわりまくりのステージがありますので、ぜひ来てください!」と来場を呼びかけていた。
フードコートでは、牛タンや海鮮丼を食べ「マジでうまい…」と感激する関大生も。東北わくわくマルシェの主催者によると、2日間で約2000人の集客が見込まれており「よくここまでやったなと思うし、すごいと思う。東北を盛り上げようという気持ちに感謝しまくりです」(広報担当者)と話していた。
