2014年02月14日
【関大入試】社会安全、総合情報学部人気の理由

13学部のうち経済、商、外国語、人間健康、総合情報学部、社会安全、環境都市工、化学生命工の8学部で志願者が増えたが、中でも社会安全学部は29.5%増の2338人(昨年1805人)と躍進。総合情報学部が5279人(昨年4740人)、環境都市工学部が4815人(昨年4324人)とそれぞれ11.4%増加した。
ここ数年は、就職に有利とされる理系、工学系などの学部に受験生が集まる“理高文低”。社会安全と総合情報学部も志願者数を増やした理由を、大学関係者は「文系と理系両方が学べ、向き不向きで進路を選べる文理融合の学部に人気が集まったのでは」と話す。
社会安全学部はJR高槻駅前のミューズキャンパスにあり、通学が便利なことも人気を呼んだ。来年4月にJR茨木駅近くに移転する立命館大経営学部も志願者数が前年比12.5%増えている。
今年の関大入試は8日に行われた全学部日程で、雪による交通の乱れで一部の受験生が開始に遅れ、別室で受験するハプニングがあった。合格発表は16日に行われる。【写真・試験会場へ向かう受験生=2月1日、千里山キャンパス】
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