2014年06月25日
【W杯】関大生100人が声援も 睡魔に負けた!?
コロンビアにも、睡魔にも負けた。サッカーW杯1次リーグ・日本ーコロンビア戦が行われた25日、朝5時キックオフにもかかわらず関大前の各店に約100人が集結。1ー4での大敗に悲鳴を上げた。
日本戦全戦でイベントを行ったカフェバー・AGOOでは、関大生80人が大スクリーンを見つめた。前半終了間際、FW岡崎が同点ヘッドを決めるとお祭り騒ぎになったが、後半は悲鳴とため息が交錯した。
きょうがサッカー初観戦だという池田恵理さん(21=社3)は「関大での4年間で1度しか経験できないからと言われて来てみたが、わからない中でも一緒に盛り上がれて楽しかった。お祭りなんだなぁと思った。4年後はユニホームを着て楽しみたい」と笑顔を見せた。
同店では、コロンビア戦の観戦イベントで前売り券120枚が売れていたが、約40人が来なかった。同店の薗田健太店長(31)は「サークル単位で予約が入っていましたが、午前5時ということもあって寝坊者が続出したようです。すでにお金をもらっているのでいいですけど…」と複雑な表情。
関大前在住の勝浦勇樹さん(25)は、炭火焼鳥・雷でTVを見つめていた。日本戦全試合を、関大前の店で観戦。「気心の知れた仲間と試合が見られる空間があるのは、関大前の良さかなぁ」と話した。
炭焼きバール ビアードキッチンで、同店スタッフと日本代表を応援していた東野幹彦さん(41)は、ガンバ大阪ユースの前身チーム出身。「徹夜してまで待って、年寄りにはきつい1日だった。これからふて寝です」と肩を落としていた。【写真上・日本終戦に複雑な表情を浮かべる関大生=カフェバー・AGOO 写真下・カープファンが集うビアードキッチンもきょうだけは日本代表を応援!?】