2014年09月25日
ET-KING TENNさん 関大生への言葉残していた
大阪を拠点に活動する人気ヒップホップグループET-KINGのメンバー・TENN（テン）さんが25日朝、大阪市内のマンション駐車場に止めてあったワゴン車内で首をつっているのが見つかった。心肺停止状態で、すぐに死亡が確認された。35歳だった。妻で歌手の上原多香子さん（31）が第1発見者で、上原さんの知人が119番通報した。自宅には遺書らしきものが残されており、天王寺署は自殺とみて捜査している。
TENNさんはET-KINGが4月末に充電として活動休止した後、BUCCI、センコウとユニット・ヒロウモンズを結成。27日には関西大学出身のタレント・赤松悠実さん（24＝10年社卒）が担当するラジオ番組のイベントに出演し、ボートレース尼崎でライブを行う予定だった。
ET-KINGは2011年11月5日、関西大学統一学園祭で行われた学園祭ライブ「音酔 三千人の音ヂカラ」出演のため来学。ナオト・インティライミ、九州男との合同ライブで、超満員3千人の関大生を前に30分間熱唱した。
TENNさんは「関大ライブ楽しみやな‼ んっ？ 雨？」「関大、昔個人的に学祭に遊びに来たな。10年ぐらい前やけど、、、」「関大ライブ来てくれたみんなありがとう(^O^)/」とツイート。2000年ごろに千里山キャンパスに遊びに来たことを明かしている。
ライブ当日、メンバーは学園祭実行委員から送られた寄せ書きに感動。公式ブログで写真をアップし、BUCCIさんが「今日楽屋に入った瞬間ビックリしたなー!!歌やっててよかったなー!!って思ったぞぉー!!いい学祭でしたー!!」と記している。
ホワイトボードに実行委員が書いた「一生忘れないよ 今日の日のこと♪」。TENNさんの早世で、悲しみを誘う言葉になってしまった。【写真・2011年のET-KING学園祭ライブ当日、楽屋のホワイトボードに記された学園祭実行委員からの寄せ書き】
