2014年10月22日
避難訓練で関大生3万人にメール一斉送信
関西大学千里山キャンパスなどで21日、M7.6の大規模地震発生を想定した避難訓練「関大防災Day2014」が行われ、学生や教職員、地域住民など1万人が参加した。今回は関大の緊急連絡メールシステムに登録する関大生2万9779人に、安否確認メールを一斉送信する初めての試みが実施された。【写真上・避難場所の悠久の庭に移動する関大生 写真下・第2学舎C403教室では地震発生を想定し学生が机の下に身を隠した=撮影・金洋秀】緊急連絡メールシステムは、09年の新型インフルエンザ発生時にも運用されたが、約3万人への送信にかなりのタイムラグがあった。ようやく3万人にメールを同時送信する仕組みが完成。学内で安否確認シートを提出する方法に加え、通学時やキャンパス外の学生の安否確認を想定した訓練となった。
今年で6回目となった防災Dayの課題は、学生の本気度をどれだけ高められるか。訓練を取り仕切る関西大学の中村匡志総務課長(43=94年経済卒)は「学生の防災への意識も年々高まっていると思う。安否確認の態勢を強化し、安全・安心な学園づくりを目指したい」と話す。何割の学生がメールに返信したかを今後調査し、安否確認の精度を高めていく。
7月に関西大学と防災教育・啓発パートナー協定を結んだ日本赤十字社大阪府支部による講演会や啓発イベントも開催。炊き出し訓練ではキャンパス内に備蓄するカレーやシチューなどの非常食約2000食が配られ、学生が長い列をつくった。
【関連記事】関大が赤十字社と防災教育・パートナー協定締結−2014年7月24日

