ブースポブログ

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2014年12月14日

岩田投手&関大生がサンタに 糖尿病子ども支援


岩田さん関西大学政策創造学部深井麗雄ゼミの学生が13日、大阪府高槻市の大阪医科大病院で、1型糖尿病の子どもやその家族101人を招いたクリスマスパーティーを開催した。患者・家族会の大阪くるみの会が主催。同じ病気と闘う阪神タイガースの岩田稔投手(31=06年経済卒)もゲストとして来場した。

虎柄の眼鏡をかけた大きなサンタの登場に、グリーンの虎ユニを着た子どもたちから大きな拍手と歓声が起こる。クイズ大会やプレゼント交換で、積極的に触れ合った。岩田さんは08年のクリスマス会スタート以来、6度目の参加。「毎年見る子、初めて見る子がいる。そんな子どもたちの成長を見ることができてうれしい」と笑顔を見せた。【写真上・子どもたちとポーズを取る岩田稔さん(中央) 写真下・花束をもらう岩田さん。メガネは虎柄!=撮影・金洋秀】

1型糖尿病は、すい臓のインスリンを作る細胞が破壊され、体内のインスリン量が足りなくなって起こる病気。小児期のうちに発症することが多い。高2の冬に病が発覚した岩田さんは、毎年1勝するごとに研究基金に10万円を寄付。今シーズンは9勝とCSファイナルの1勝を合わせた100万円を贈呈した。

パーティーの前には同病院の病室を訪問し、入院生活のため参加できなかった子どもたちを激励した。「目標を見つけるということは難しいし、自分もそうだった。自分が頑張ることによって、子どもたちの目標になれればと思っている。野球選手である限りクリスマス会には参加したい」と熱く語った左腕。子どもたちの前で、来季最低でも15勝することを約束した。

深井ゼミ生も、トナカイやサンタのコスプレで子どもたちの笑顔を引き出していた。岩田さんのスケジュール調整まで担当した同ゼミの金侑玟さん(きむ・ゆうみん、19=政策創造2)は「病気のことも岩田さんのこともゼミで知った。自分もそうだったが(1型糖尿病を)知らない人が多く、広めるためにもゼミの活動を活発にしていきたい。岩田さんと関わりが持てたことを光栄に思うし、子どもたちも喜んでいた」とホッとした表情。偉大な先輩との強力バッテリーで、1型糖尿病と闘う子どもたちを支援する。
岩田さん2

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