2015年01月27日
福男に選ばれた関大生「単位が欲しいです」

ラッキーボーイは、同部の100周年記念式典でも人気だった。「周りの友達から“福男とったんだね”と声をかけられる。少し有名になったかなぁ、と思います」。大阪桐蔭高野球部のチームメートだった阪神・藤浪晋太郎投手(20)が福男選び後のトークショーで「二番福になったのが僕の同級生です」と明かし、小池さんはニュースやスポーツ紙の1面を飾るなど大きく取り上げられた。
何かを持っている。2012年の選抜高校野球では、死球を受け骨折した選手の代わりに4番を務め、光星学院との決勝で2ランを放った。友人に誘われて参加した福男選びでは、列の順番を決める抽選で1500人の中から一番くじを引いた。「次もその次も、関大生が福男になってほしい。そんなに難しいことではない。ぜひ参加してほしい」と関大生の参戦を促した。
福男には“福を分け与える”という意味がある。「これからご利益があるように期待しています」と話す小池さん。野球部のリーグ優勝&全国制覇、自身の単位取得、そして周りの関大生に福を分け与えていく。【写真・福男に選ばれた小池裕也さん=撮影・金洋秀】