ブースポブログ

関西大学と関大前の情報紙「ブームスポーツ」のWEB版です。次号第12号は10月上旬に発行します!

2015年03月14日

関大施設侵入の京大生 酔って好奇心で侵入?


実況見分関西大学千里山キャンパスのITセンターに無断で立ち入ったとして、建造物侵入などの罪に問われた中核派全学連副委員長で京都大工学部5年の作部羊平被告(23)の初公判が13日、大阪地裁(矢野直邦裁判官)であった。作部被告は「裁判長に公訴棄却を求める。全学連を狙い撃ちにするもので、学生運動をつぶすためのもの」などと自身の主張を書いた紙を読み上げ、起訴内容を否認した。

起訴状などによると、作部被告は昨年12月30日午前4時ごろ、ITセンターの外付け階段をつたって無施錠だった2階のドアから侵入。同センターの1階にいるところを、警報装置の作動で駆けつけた警備員に発見された。退去を命じられ一度は千里山キャンパスから出たが、同日午前6時30分ごろ、第2学舎1号館に入ろうとしているところを警備員に見つかり、同キャンパスの8号門から逃走。大学から通報を受けた吹田署員に逮捕されたとされる。

なぜ年末の真夜中に、全学連副委員長の京大生が関大のITセンターに侵入したのか?謎だった動機が明らかになった。この日の公判では、千里山キャンパスの警備員が検察側の証人として出廷。作部被告が警備員に「関大生の家で飲んでいて、酔っぱらって好奇心で(ITセンターに)入った」と説明したことを証言した。

また、警備員が「京大生か?ボロい寮(熊野寮)はあるのか?」などと聞くと、作部被告は「ずっとそういうこと(学生運動)をやっている。テレビにも出たことがある」と話したという。キャンパス外への退去を命じた後、ネットで名前を検索し、全学連副委員長であることが分かった。

弁護側は「証拠不十分で、侵入する合理的な目的がない。そもそも(侵入したのは)作部君であるかどうか疑わしい。つくられた事件とするのが自然」などと、起訴内容について争う姿勢を見せた。法廷では作部被告の支援者が多数傍聴。声援やシュプレヒコールが飛び交い、裁判官が注意する場面もあった。【写真・千里山キャンパスで実況見分を行う大阪府警の捜査官=昨年12月31日】

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