2015年03月25日
織田信成さん会見1「修了できてうれしい」
−大学院を修了しての気持ちは
「支えてくれた人に感謝したい。無事に修了できてうれしい。関西大学にはリンクを造っていただいたし、多大なるサポートをしてくれた。感謝しても感謝しきれない。関大生としてオリンピックにいけたし、アイススケート部で友人にも恵まれた。職員の方も本当によくしてくれた。そういったところの環境は、すごく思い出にもなりましたし、これからもお世話になっていくと思うので、大切にしていきたい」【写真・学位記を手渡される織田信成さん】
−きょうはご家族も来ている
「僕が寝坊してギリギリになりました(笑)妻も修了できてよかったねと言ってくれた。この一年、修士論文を提出するのにほんろうされていた。夜中までかかったが、妻がコーヒーとか入れてくれたりして、本当に陰でたくさんサポートしてくれていたので…感謝しています」
−修士論文のテーマは?
「フィギュアスケートにおける精神的強靭さを育成するための教育的観点におけるコーチングです。何人かのトップのコーチ、スケーターの方にインタビューをしました。こういう機会がないと、トップのコーチとかはインタビューはおろか、書き起こすという作業はしないので…」
−どういった内容ですか
「精神的強さ…僕は強いといえる方ではなかったので、反面教師としてコーチとして生かしていきたいです。僕は練習でよくできて、試合で失敗するタイプ。なぜ五輪まで行けたのかよくわかっていないので。自分がなれるなら、他の子でもなれる。どういうコーチングをしたら夢を叶えてあげれるのか。本当に修士論文というのは、今後自分がコーチとして勉強していく上で、参考になる、いい一年だったと思います」
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