2015年03月26日
関西大学ヨット部の男子部員が水死 合宿中に
25日午後2時ごろ、兵庫県西宮市の西宮浜沖の南約3キロの海上で、全長約4メートルの2人乗りヨットが転覆し、海上保安庁の西宮海上保安署員などが2人を救助した。
ヨットに乗っていた関西大学経済学部2年でヨット部員の男子学生(20)が、同市内の病院への搬送後に死亡。同乗していた関大一高ヨット部の男子生徒(16)は無事だった。
関西大学ヨット部は、きょうから3日間の予定で、関大一高のヨット部と合同合宿を行っていた。男子学生らが乗っていたヨットは、風にあおられて転覆。男子学生は救命胴衣をつけていたが、ヨットのマストと腰を結ぶロープが両足にからまり、溺れたとみられる。
同署は関係者などから話を聴くなどして、詳しい事故の原因を調べている。合宿は中止される。