2015年04月06日
総合図書館内にカフェ誘致 新コモンズ開設で

調べ物からゼミなどの発表準備、討論までもがすべて完結できる新学習スペース。無線LANやプロジェクター完備、ノートパソコン貸与、9部屋ある個室ミーティングルーム…と設備は申し分ないが、内田教授は「画竜点睛(がりょうてんせい=物事を立派に完成させる最後の仕上げ)と言いますか…(他大学の図書館には)学習の場以外のスペースがある」と、ホッとひと息つける図書館カフェ設置の重要性を訴えた。
筑波大や龍谷大の図書館にはスターバックスが出店。ドトールやタリーズといったコーヒーチェーンもキャンパス内に積極的に展開。また、大学生協が運営するカフェがある大学図書館も多い。
ラーニング・コモンズは4つのエリアからなり、ライティング・エリアではレポートや卒業論文作成の個別アドバイスをする大学院生のTA(ティーチング・アシスタント)が常時待機している。凛風館コラボレーションコモンズ、ITセンターサテライトステーションに続く学習スペースの新設に楠見晴重学長(61)が「時代にあった必要不可欠なものだと思っている。総合図書館をますます活用してもらいたい」とあいさつした。【写真上・総合図書館内にオープンしたラーニング・コモンズ 写真下・ミーティングルームは9つ新設された】
