2015年04月25日
知るカフェ5・11オープン「関大第3の庭に」

2008年ごろまで開店していたカフェカフェという店の跡地が、関大生の新しい居場所として生まれ変わろうとしている。窓から関大前通りが見渡せ、大きなカフェカウンターが目立つ2階建の店内は約40席と広い。充電用コンセントやWi-Fi完備。ミーティングや自習での利用も自由で、食べ物の持ち込みもOKだ。最初の来店時には学生証が必要となる。
知るカフェは2013年12月、京都市の同志社大学前に1号店が開店した。大学生と企業の人事担当者との交流会などを店内で頻繁に行い、学生と企業が互いを「知る」カフェを目指す。株式会社エンリッションの関西エリアマネージャー・島田佳奈さん(20)は「3、4回生からどこの会社ともかまわず300~400社にエントリーシートを出して…というオンラインの就活を変えたい。1、2回生から企業の人事担当者と直接会うオフラインの就活を目指したい」とコンセプトを語った。
店長以下、スタッフは全員関大生。店長の橋内真穂さん(20=社3)は「悠久、あすかに続く、関大生がゆったりのんびりできる第3の庭にしたい。ワンドリンクと最高のサービスを提供します!」と意気込む。千里山キャンパス内には凛風館1階のコラボレーションコモンズなど、学生が自由に交流できる施設があるが、知るカフェは学生目線による接客で対抗する。
営業時間は午前11時から午後9時まで。土・日は休業となる。「京大は勉強目的、同志社はちょっとドリンク一杯…というお客様が多い。関大生のスタッフに店の運営を任せている。自分の大学の色を出してほしい」と島田さん。知るカフェが関大生の庭になる。
