2015年06月08日
関大生にバカ売れ 50円コロッケサンド
阪急関大前駅すぐのサンドイッチ店・SUNのサンドイッチが、関大生を中心にバカ売れしている。1日約100個が、お昼前にはしばしば完売。お昼すぎに登校する学生にとっては幻のサンドイッチとなっている。
SUNは阪急豊津駅前の喫茶店・プチボワーテのテイクアウト専門店。2月に閉店したスープカレー夢の跡地に、5月27日オープンした。看板がなければおそらく通り過ぎてしまう、たった1坪のお店だ。
関大生に人気の秘密は、安さとおいしさ。半分に折った食パンにコロッケをはさんだコロッケサンドは、なんと50円。ミックスサンドとハンバーグサンド、チキンカツサンドは1個100円だが、2個だと150円、3個だと200円に。高校の売店!?と見間違えるような値段だ。
オカンが作ってくれたサンドイッチのような、どこか懐かしい味。3つ食べるとさすがに満腹になる。開店から1週間は、全品50円セールを実施。値上げラッシュの世の中だが「コロッケサンドだけはずっと50円で行こうと思っています」(同店スタッフ)との優しい言葉が、関大生の財布に響く。
……でも、50円で本当に利益が出るのだろうか?「食パンの耳を切る作業を省いて人件費を抑えるとか、パンを8枚切りにするとかの工夫をして、何とか利益が出しています」。商人魂たくましいサンドイッチ屋さんは月〜土の午前8時15分開店で、売り切れ次第終了となる。【写真・関大生を中心に人気を呼んでいるサンドイッチ店・SUN】