2015年06月19日
関大前に関西大学の新施設 まち・かん114
関西大学が、関大前通りのりそな銀行ATM横に関大前ラボラトリまち・かん114(いいよ!)を開設した。喫茶店だった場所を、関大が関大前での教育研究活動の拠点として設けた施設で、地域住民との交流活動の場としても使われる。
まちづくりを学ぶ環境都市工・政策創造・社会の3学部の学生が運営。8月31日までは、学生が毎日常駐する予定だ。ゼミやサークル活動はもちろん、地域のイベントなどにも使える大学や地域の交流拠点となる。すでにゼミの授業や、学生が主催するイベントの会場として使用されている。
千里山東1丁目14番地から「いいよ!」と名がついた。開放感あふれるフリースペースからは、関大前を行き交う学生の姿が見える。2階にも部屋があり、Wi-Fiやプロジェクターも完備。関西大学の担当者は「地域の情報を学生に届けたいと思っている。地域のイベントやアルバイト情報など、学生に届けたい情報をお寄せください」と話している。
堀井登文さん(21=環境都市4)は「フラッと自由に立ち寄ってくれたら。どういう使い方もできる、何でもできる施設。学生と地域が交流できる場所になってほしいし、関大前のことを考える場所になってほしい」と利用を呼びかけた。
開業時間は午前10時から午後6時まで。サークルのミーティングやイベントなど、1階フロアを占用して使う場合は事前に申し込みが必要。お問い合わせは直接まち・かん114の学生か、machi-kan@gmail.comまで【写真上・りそな銀行ATM横に開設されたまち・かん114 写真下・壁には関大生が考えた関大前通りの提案も】