2015年07月07日
大盛況関大浴衣デー 関大生の願い事は?
関大生に浴衣での登校を呼びかけた関大浴衣デーが7日、関西大学千里山キャンパスで行われた。【写真上・悠久の庭に集まった浴衣姿の関大生 写真下・あいにくの雨に「晴れろ!」の短冊を吊るす】
昨年と同じように朝から雨が降り続いたが、午後4時すぎに行われた悠久の庭での記念撮影には晴れ間がのぞいた。約50人の浴衣姿の関大生が、キャンパスのあちこちから集結。袖振り合うも多生(たしょう)の縁で、1枚の写真に収まった。
関大前通りのコミュニティスペースまち・かん114!(いいよ)には、関西大学幼稚園直送の笹が飾られた。「単位が欲しい」「5単位しか単位を落としませんように」「オモロイ彼氏が欲しい」「リア充になれますように」。雨空をうらめしく見上げていた浴衣姿の女子は「晴れろ!」と短冊を吊るし、最後の最後で願いが叶った。
浴衣着用で訪れた学生には、割引券やクーポン券を渡す店舗は15店舗に。学生有志代表の鈴木雅人さん(20=社3)は「朝は雨が降り続いていたが、晴れて記念撮影ができてよかった」と胸をなで下ろした。
3年前に社会学部の女子学生2人が、わずか1週間の準備期間で立ち上げた関大浴衣デー。1回生がスタッフの半数を占めるなど、関大恒例の行事として根づきつつある。太田雪花さん(19=社1)は「楽しかったし、雨がやんで安心しました。晴れて、浴衣の人がもう少し来てくれたら…。彼氏はここには来ていないので、浴衣デートがしたいです」と笑顔で話していた。
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