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2015年09月09日

暗黒藝術研究会が個展 日本橋に見世物小屋が!?


暗黒芸術研究会関西大学の暗黒藝術研究会が「暗黒藝術カルナバル」と題した初の個展を、大阪・日本橋のスナバ・ギャラリーで9月5日から9日まで開いた。関大のアングラシーンを一手に担う同団体は、2013年4月に荊冠きざき(けいかん・きざき、21=文3)さんが旗揚げ。サークル3年間の集大成を、サブカルの聖地から発信した。【写真・テント芝居のような内装にこだわった暗黒藝術研究会の個展。右は会長の荊冠きざきさん】

電気街の裏通りで、妖艶な光を放っていた。1階は唐十郎の紅テントをほうふつとさせる「闇黒(あんこく)テント」が、ギャラリー内の展示物を外から隠す。2階は寺山修司の天井桟敷を意識した「暗天桟敷」。公演や上映会が連日開かれ、サーカス…いや、見世物小屋のような雰囲気を醸し出した。

絵師・東學さんのライブペイントや、体現集団天憑(てんつく)のパフォーマンスが行われたほか、写真作家の中村趫さんや人形作家の夏目英璃さん、作家のいちこみるぐさんの展示も。アングラ界で妖しげに輝くキラ星のような面々が、暗黒藝術研究会の活動に共鳴する。

新入生歓迎行事や閉鎖直前の天六キャンパスなどでも、様々な伝説を残してきた暗黒藝術研究会。何を感じ、何を伝えようとしてきたのか。荊冠さんは「今までの活動を振り返り、研究をまとめられて発信できる個展を開きたかった。アングラを知らない人でも、こういうのもあるんだ、ということを知って欲しい」と、5日間の奇祭で思いを体現した。

アングラ演劇全盛期の60年代に心酔する異能の関大生。「ハプニングがやりたい。いまの若者に、60年代表現は受け入れられるのか気になっています」と、荊冠さんは視線を前に向ける。演者と観客の境界線をなくし、街や大学内も舞台にしてしまうハプニング劇。暗黒藝術研究会が、千里山キャンパスの情緒を不安定にさせる。
暗黒藝術研究会
boomsports at 06:36│Comments(0)TrackBack(0)ニュース 

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