2015年09月18日
関大前通りで「投票割」 11・22大阪府知事選
若者の投票率向上を目指す学生団体・ivote(アイボート)関西@ivotekansaiの学生メンバーが、11月22日の大阪府知事選に投票することで、関大前通りの店舗で割引や特典がついてくる「投票割」を企画した。
約2カ月後に迫った大阪市長選とのダブル選挙に向け、関大前通りの店舗に参加を呼びかけている。投票証明書もしくは投票所前での自撮りをお店で提示すると、ドリンク無料などのお得サービスが受けられる。
全国各地で同様の試みが行われているが、学生街での実施はあまり例がない。大阪都構想の是非を問う住民投票では、シルバーデモクラシーという言葉も出た。ただでさえ行かない地方選挙。低すぎる20代の投票率や政治参加の意識を、高めるのが狙いだ。
同団体の関大生メンバーの相馬朋恵さん(19=経1)は「都構想の住民投票でも、若年層が投票に行っていたら結果は違ったかも。政治に参加したり、意見を言えるのは投票でしかない。投票割を第一歩に、選挙は大きいものだと知って欲しい」と訴えた。
関大生に人気の飲食店を中心に、参加店舗がじわじわ増えている。関学大1回生の吉田華恵さん(18)は「投票の量や質を上げ、政治に対する興味を上げていきたい。投票割が選挙やお店に行くきっかけづくりになれば」と、選挙を利用した来客数アップも目標にする。
来年から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられるのを前に、大阪府知事選に選挙権がない20歳未満の関大生でも、投票所前での写真提示で割引を受けられるプランも準備中だという。
ダブル選挙の翌日11月23日は祝日だが、くしくも関西大学は授業日。選挙に行って、関大前のお店で出血大サービスを受けよう!【写真・関大生の皆さん大阪府知事選で清き一票を!関大前通りでの投票割を企画した吉田華恵さん(左)と相馬朋恵さん】
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