2015年10月07日
関大野球部の至宝 79年ぶり発見
関大野球部の至宝が、79年ぶりに発見された。関西大学野球部が1936年(昭和11)、ハワイ遠征した際に現地の少年に残したサインボール3個が奇跡的に見つかった。【写真上・サインボールを手にするジョイス津野田幸子さん 写真下・楠見学長(左)にサインボールを手渡した=10月5日・千里山キャンパス】野球部遠征メンバーの1人で、後にプロ野球大阪(現・阪神)タイガースのエースとして野球殿堂入りした故西村幸生さん(37年法卒)の長女で聖徳大教授のジョイス津野田幸子さん(77)が5日、千里山キャンパスを訪れ、楠見晴重学長(62)に手渡した。
サインボールは、同キャンパスの年史資料展示室で開催中の「100年の軌跡 新時代の幕開け 関西大学野球部100年」と題された企画展で、来年3月まで展示される。その後は、東京ドーム内にある野球殿堂博物館に寄贈される予定だ。
ジョイスさんは「まさにホームカミング!バックホームです。父は�爐燭世い沺�帰ってきたで。俺たちも関大野球部の100周年に参加するんだ�瓩箸�っと言っている。こういう役割を果たせてうれしい」と、太平洋戦争で英霊となった父の胸中を代弁した。
今年1月、大阪市内のホテルで開かれた同部の100周年記念式典に招かれたジョイスさんは、西村さんら野球部の遠征メンバーが、ハワイで少年達に贈ったサイン帳の存在を知った。
ハワイの日系人向け新聞などを通じて、サイン帳を持つ人を探したところ、ニューヨーク在住の91歳の医師が名乗り出た。医師の弟が、赤土にまみれたサインボールを大切に保管していたという。
「私たちの家族は、関大が原点。関大がなければ父もいないし、今の私もいない。父だけのホームカミングではなく、チームメート全員の遺族にお知らせしたい」。�狎沼爾罎�お�瓩判颪�れた、歴史と思いが詰まった硬球。ジョイスさんの手によって、展示ケースの中に置かれた。
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