2015年11月02日
相撲部再建へ!体育会友情のちゃんこ鍋が大人気
関西大学統一学園祭で、体育会相撲部が出店している塩ちゃんこ鍋の模擬店が異常人気となっている。【写真上・相撲部秘伝のちゃんこ鍋をPRする体育会本部副部長の小林真司さん(左)と、相撲部の田中学さん 写真下・降りしきる雨の中、絶えない行列=11月2日、千里山キャンパス(撮影・金洋秀)】
相撲部、ちゃんこ鍋、100円…という文言に、どうしても惹かれてしまう。1日午前10時の開店以来、行列が絶えない。最大で列は50メートルほどに。2日は開店前の仕込み段階から人が並び、最低でも20~30分待ちという状況だ。
創部124年目の相撲部再建と部員募集を兼ね、体育会本部が提案。体育会の各部が呼び込みなど、模擬店運営をサポートしている。収益は相撲部の部費や、部員募集の費用に充てる。
発案者の体育会本部副本部長でサッカー部の小林真司さん(22=法4)は「部員募集のアピールを兼ねて、ちゃんこ鍋で相撲部のファンを獲得したい。カイザースはひとつ。仲間のためなら、クラブの垣根は関係ありません」と、降りしきる雨の中必死に客引きをしていた。
存続危機に陥っていた相撲部に今年4月、入部した田中学さん(19=人間健康1)は「楽しいですし、すごく感謝しています。部員は1学年2人くらいほしい。マネージャー2人も4回生なので…」と、部員獲得に燃える。体育会学生の熱い友情が、塩ちゃんこ鍋の味を一層引き立てる。
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