2015年11月06日
関大お笑い王は、まさかの学祭前委員長
あれっ?委員長?関大お笑い王決定戦2015〜LAUGH&PEACEが3日、千里山キャンパスBIG100ホールで行われ、山本大遥さん(やまもと・ひろみち、21=社4)と久住訓平さん(ひさずみ・くんぺい、22=経4)の漫才コンビ・ずっと探していたが優勝した。関大お笑い王に輝いたのは、昨年の学祭実行委員長だった。組織票や出来レースではない。昨年Vのピンチパーマ、4年連続出場の野良野良と激突した決勝舞台。一番大きな笑いを巻き起こしてみせた。
審査委員長で、大阪府立金岡高校長を務める元放送作家の和栗隆史さん(54)は「うちの学校に来ませんか?」とスカウトする。「1回生の頃からこの企画に出たかったが、昨年は委員長だったので出られなかった」と、山本さんはようやく緊張を解いた。
笑えない事態が続いていた。動画審査締め切り日の前夜、山本さんは組むはずだった相方から出場を断られた。困り果てた深夜2時、同じ学園祭の常任委員会にいた久住さんに電話でオファーした。
締め切りまで9時間前のことだった。「組んでくれへん?って言われました。さすがにビックリしました」と、久住さんは山本さんの表情をもう一度見る。速攻でネタを作り、下宿先で審査用の動画を撮影。逆境が2人の笑いに、絶妙なスパイスを振りかけた。
運も味方した。決勝の舞台順を決めるくじ引きで、山本さんは最後を引き当てた。「3番を引いた瞬間、勝ったと思った。みんながふつうの漫才をやったから、独創性のあるネタが生きた」。�爐燭泙喚瓩箸いΔ劼噺世離札螢佞�どうしても言えないエキストラと映画監督のコントが、見事にハマった。
2000人が見守るは後夜祭でネタを披露。山本さんは「2年前は社祭(社会学部祭典実行委員会)の委員長、昨年は委員長として出た。後夜祭に3年連続出た人はいないのでは」と、感無量の表情を浮かべる。
委員長時に学祭ライブで来学したスガシカオの歌詞にあった�爐困辰斑気靴討い伸瓩�ら名前を取った1カ月の急造コンビ。「後夜祭で解散です」。山本さんはずっと探していた栄光を、卒業間際でようやく手に入れた。【写真上・優勝したずっと探していたの山本大遥さん(左)と久住訓平さん 写真下・出場者、スタッフが全員集合=3日・千里山キャンパスBIG100ホール】

