ブースポブログ

関西大学と関大前の情報紙「ブームスポーツ」のWEB版です。次号第12号は10月上旬に発行します!

2015年11月24日

学祭で話題沸騰!時田紅一郎がアツい



いま、時田紅一郎がアツい。関西大学文学部2回生で、自作のラップを学内などで披露している時田紅一郎さん(ときた・こういちろう、19)が話題を呼んでいる。【動画・ブースポ読者のために「女子寮 Yo!」を歌ってくれました 写真・秀麗寮のラウンジで取材に応じた時田紅一郎さん】

関西大学統一学園祭では「悠久の庭の集中を乱す!」と題し、あすかの庭ステージで2daysライブを決行。11月3日にはコブクロライブの裏、午後3時45分から15分間という嫌がらせに近い不毛の時間にもかかわらず100人が集まる異常人気だ。

背負っているリュックには、高校時代から書きためた自作の歌詞が無造作に、何枚も何枚も入っていた。「関大に入学してから、思い描いていたキャンパスライフを送れなかった。大学生活と向き合うような歌を作っている」と、心の叫びをラップに乗せる。

秀麗寮の図書室で作詞活動に励み、ラウンジで練習する。時田さんは女子寮のドミトリー月が丘を勝ち組、自寮を負け組と、自虐的に例える。

「Yo!ドミトリー月が丘 とりあえず俺と付き合おうか(笑)女子寮の門はカードキーだけど 男子寮の玄関は木の棒で開く」(女子寮 Yo!より)

リア充ではない関大生のリアルな心情を、韻を踏みながら表現していく。「友だちに恵まれて、彼女もいて、LINEの連絡もひっきりなしに来て…。そんな基準でいうと、心さびしい生活を送っています」。ほかの関大生の胸を打つのか、学園祭のステージで配られた歌詞カードが、口コミやツイッターなどで拡散されていた。

昨年のあすかの庭ステージで初舞台。高槻キャンパス祭にも出演した。目指すは統一学園祭の中央ステージ出演。統一学園祭の実行委員から「個人で出た人はいない。変えたら革命だよ」と言われたという。

「だが署名が積もらないと 浴びれない中ステのスポットライト 任されたのはあすかの庭 I'm satisfied 差し支えないよ だったらやること一つだろ 『悠久の庭の集中を乱す!』 しかし新たな刺客現る コブクロ行くヤツマジど突くぞ!」(悠久の庭の集中を乱すより)

ミューズ、堺を含めた全キャンパスでのステージを制覇し、夢舞台への登場をもくろむ関大生ラッパー。「これからも関大生をジワジワさせていきます!」と、時田さんは独特の表現でキャンパス席巻を誓った。
時田さん
 

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