2016年02月01日
関大入試スタート 法学部の志願者急増

午前10時20分からは外国語の試験が行われ、受験生は緊張した面持ちで答案に向かい合った。この日までに3月の後期日程をのぞく志願者が確定し、13学部合計で7万3799人。昨年同時期に比べ、1.2%減った。
学部別では法学部が6824人(昨年4779人)と42.8%増加した。関西大学では「法学部の志願者は一時期減ったが去年、今年と回復してきた。18歳人口が減るなかで、全体の志願者数がほぼ横ばいなのはありがたい結果」(広報課)と分析している。経済、社会、人間健康を合わせた4学部が増加した。
一方、2015年度入試で志願者数が急増した社会安全が2755人(昨年3625人)、政策創造は2985人(同3699人)と反動で大幅に落ち込んだ。志願者数トップは社会学部の9281人。合格発表は16日に行われる。
【各学部の志願者数と前年比】法6824(+42.8%)文8098(-15.3%)経8317(+10.4%)商7311(-3.4%)社9281(+8.7%)政2985(-19.3%)外3511(-4.1%)人3462(+8.4%)情4624(-2.0%)安2755(-24.0%)シ7256(-6.7%)環4873(-8.3%)化4502(-5.2%)=合計73799(-1.2%)
