2016年06月22日
関大生5人組シルクパフェがユニドル全国大会へ
女子大生アイドルコピーダンス大会・ユニドルの関西予選が21日、大阪市のライブハウスで行われ、関西大学から出場した5人組Silk♡Parfait(シルクパフェ)が優勝。8月30日に東京・新木場で行われる全国大会への出場権を手に入れた。
無数のサイリウムが振られる会場で、5人が喜びを爆発させた。ありささん(20=商3)は決勝戦出場権と書かれたボードを高々と掲げた。「1年前の夏の大会で、ほかのチームが優勝して悔しい気持ちで見ていたことを思い出した」。ステージ上で泣き笑いの表情を見せた。
関西予選は2日間で15大学16チームが出場。シルクパフェは8チームが参加した初日にエントリーした。4月に加入したきらりさん(19=総合情報2)は「たくさん練習してきて足もえぐれるほどだった。優勝は本当にうれしい」と、10分間のステージにすべての思いを込めた。【写真上・ユニドル関西予選で優勝したシルクパフェ。左からりな、ゆい、ちさと、ありさ、きらり 写真下・写真2・決勝戦出場権と書かれたボードを持つ=6月21日、大阪市の梅田アムホール】
3月に、ありささんとちさとさん(20=商3)の2人で再出発したシルクパフェ。ステージ衣装のままで、関西大学千里山キャンパス内で何度もゲリラライブを開催。演歌歌手のような地道すぎるプロモーションで、関大生の間にも支持を増やしていった。
新メンバーの加入で、パフェのように5人の味が混ざり合い、いろいろな風味を醸し出す。りなさん(19=総合情報2)は「加入2カ月でこんな素晴らしい場所に立てていることが信じられないけど、チームを引っ張っていける存在になりたい」。専門学生として参加するゆいさん(19)は「まだまだ未熟なのでもっともっとアイドル力をつけていきたい」と語気を強めた。
3度目の挑戦で、ようやく手に入れた全国大会への切符。ちさとさんは「絶対に負けたくない。全国大会へ向けて、もっと練習してクオリティを上げて入賞したい」と夢舞台を見据える。関西大学のキャンパスから飛び出したシルクパフェが、東京で夢舞台を踏む。