ブースポブログ

関西大学と関大前の情報紙「ブームスポーツ」のWEB版です。次号第12号は10月上旬に発行します!

裁判ショー

2015年04月21日

文学部生を退学処分 懲役4年求刑


大阪地裁会社員男性を堺市内の雑居ビルの2階階段踊り場から投げ落とし、頭などを蹴ったとして、傷害罪に問われた関西大学文学部の元学生で体育会空手道部部員だった前座領浩介被告(22)の論告求刑公判が20日、大阪地裁堺支部(畑山靖裁判官)で開かれた。

検察側は「被害者は重篤な障害を負わされ、日常生活に戻れることはない。暴行の内容は危険かつ悪質。酌量の余地は乏しい」などとして、懲役4年を求刑。弁護側は「空手の技を使ったわけではなく、階段の上から投げ落としたという明確な意識がない」と執行猶予付きの判決を求めて結審した。

関西大学文学部の教授会は3月9日付で、前座領被告を退学処分にした。【写真上・公判が開かれた大阪地裁堺支部 写真下・犯行現場となった雑居ビルの踊り場】

起訴状などによると、前座領被告は昨年12月23日午前2時46分ごろ、ガールズバーや風俗店が入ったビルの階段踊り場で、口論となった35歳の会社員男性を、背後から右肩をつかんで投げた。階段から落ち、倒れた会社員男性の頭をさらに蹴り、救命措置をせずその場から立ち去ったとされる。

前座領被告はキャバクラなどで酒を飲み、当時の状況について「覚えていない」としている。一緒にいた友人から犯行を知らされ、昨年12月28日、父親とともに大阪府警堺署に出頭した。

会社員男性は泉佐野市内の病院に搬送されたが、急性硬膜下血腫や頚椎骨折などで、意識が戻らない状態が続いている。この日の公判では「医師から事故から搬送まで時間が空いたことが致命的。せめて救急車を呼んでくれていたら。被告は具体的に償いの気持ちを示したことがない。懲役15年の刑を求めます」などとする被害者母親の身上書が読み上げられた。
階段踊り場
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2015年03月20日

関大ITセンター侵入 全学連副委員長に有罪判決


ITセンター関西大学千里山キャンパスのITセンターに無断で侵入したとして、建造物侵入などの罪に問われた京都大工学部5年生で中核派全学連副委員長の作部羊平被告(23)の判決公判が20日、大阪地裁で行われた。矢野直邦裁判官は「重要情報が入る建物に侵入したという事実を軽く見ることはできないが、端末などに触れた形跡はない」などとして、罰金10万円の有罪判決(求刑懲役3カ月)を言い渡した。

起訴状によると、作部被告は昨年12月30日午前4時すぎ、同センターの外付け階段をつたって無施錠だった2階のドアから侵入。建物内の事務室に入るなどした。警報装置の作動で駆けつけた警備員に退去を命じられ、一度はキャンパス内に出たが、同日午前6時30分ごろ第2学舎1号館に入ろうとしているところを警備員に見つかり、8号門から逃走。大学から通報を受けた吹田署員に緊急逮捕されたとされる。被告は関大生の友人宅で酒を飲んだ後だった。

弁護側は「被告人を犯人とする立証はなく、学生運動を行う学生に対する偏見に満ちた逮捕、起訴である」などとして、公訴棄却(起訴自体を違法とするもの)を求めていた。

判決理由で矢野裁判官は、作部被告が警備員から事情を聞かれた際、顔写真入りの学生証を見せていることや、ITセンターの中に外付け階段をつたって2階のドアから侵入した点などを挙げ「警備員の証言は信用でき、逮捕になんら不審な点はない。学生運動弾圧のための起訴とは言えない」と述べた。その一方で「軽微な罪であり、被告に反省の態度が明らかではないが、罰金刑が相当である」とした。

作部被告は、最後までITセンターに侵入した動機を語らず、政権批判や集団的自衛権などについて自らの政治的主張を述べるだけだった。同裁判官は「(作部被告は)相当な酒気を帯びており、どんな建物かと好奇心で入った。警備員の事情聴取にも応じ、申し訳なかったなどと謝罪している。計画性は認められない」とした。

3回の公判では、作部被告の支援者が傍聴席の大半を占めた。この日も「ナンセンスな判決だ」「革命的処刑を行うぞ〜」などのヤジが飛び、裁判官に退廷を命じられる場面もあった。おバカな京大生が起こした、革命的にしょうもなさすぎる侵入事件。巻き込まれた関大こそ、本当にいい迷惑だった。【写真・京大生による侵入事件があった直後の関西大学ITセンター=2014年12月31日】
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2015年03月14日

関大施設侵入の京大生 酔って好奇心で侵入?


実況見分関西大学千里山キャンパスのITセンターに無断で立ち入ったとして、建造物侵入などの罪に問われた中核派全学連副委員長で京都大工学部5年の作部羊平被告(23)の初公判が13日、大阪地裁(矢野直邦裁判官)であった。作部被告は「裁判長に公訴棄却を求める。全学連を狙い撃ちにするもので、学生運動をつぶすためのもの」などと自身の主張を書いた紙を読み上げ、起訴内容を否認した。

起訴状などによると、作部被告は昨年12月30日午前4時ごろ、ITセンターの外付け階段をつたって無施錠だった2階のドアから侵入。同センターの1階にいるところを、警報装置の作動で駆けつけた警備員に発見された。退去を命じられ一度は千里山キャンパスから出たが、同日午前6時30分ごろ、第2学舎1号館に入ろうとしているところを警備員に見つかり、同キャンパスの8号門から逃走。大学から通報を受けた吹田署員に逮捕されたとされる。

なぜ年末の真夜中に、全学連副委員長の京大生が関大のITセンターに侵入したのか?謎だった動機が明らかになった。この日の公判では、千里山キャンパスの警備員が検察側の証人として出廷。作部被告が警備員に「関大生の家で飲んでいて、酔っぱらって好奇心で(ITセンターに)入った」と説明したことを証言した。

また、警備員が「京大生か?ボロい寮(熊野寮)はあるのか?」などと聞くと、作部被告は「ずっとそういうこと(学生運動)をやっている。テレビにも出たことがある」と話したという。キャンパス外への退去を命じた後、ネットで名前を検索し、全学連副委員長であることが分かった。

弁護側は「証拠不十分で、侵入する合理的な目的がない。そもそも(侵入したのは)作部君であるかどうか疑わしい。つくられた事件とするのが自然」などと、起訴内容について争う姿勢を見せた。法廷では作部被告の支援者が多数傍聴。声援やシュプレヒコールが飛び交い、裁判官が注意する場面もあった。【写真・千里山キャンパスで実況見分を行う大阪府警の捜査官=昨年12月31日】
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2015年03月13日

【速報】関大IT侵入 被告が起訴事実を否認


昨年12月30日未明、関西大学千里山キャンパスのITセンターに無断で侵入したとして、建造物侵入などの罪に問われた中核派全学連副委員長で京都大学5年の作部羊平被告(23)の初公判が13日、大阪地裁(矢野直邦裁判長)で開かれている。

作部被告は罪状認否で「裁判長に公訴棄却を求める。学生運動をつぶすためのものだ」などと自身の主張を書いた紙を読み上げ、起訴事実を否認した。
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2014年10月23日

ベイビーステップ9冊万引 関大生に有罪判決


書籍コーナー奈良県内のスーパーで、漫画「ベイビーステップ」の単行本9冊を万引きし、制止しようとした63歳の男性警備員を殴ったとして、窃盗と暴行の罪に問われた関西大学システム理工学部4年生の男子学生(21)の判決公判が23日、奈良地裁葛城支部で開かれ、五十嵐常之裁判官は懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年)の有罪判決を言い渡した。【写真・男子学生が単行本9冊を万引きしたスーパーの書籍コーナー。そりやバレるやろ…】

起訴状などによると、男子学生は8月20日午後5時ごろ、奈良県北葛城郡広陵町にあるスーパーの書籍コーナーで、コミック9冊をショルダーバッグの中に入れて万引き。バッグをつかんだ男性警備員の左肩を殴って逃走したとされる。パチンコ代や部活の遠征費に使うため、転売目的でコミックの万引きを繰り返していた。

判決理由で五十嵐裁判官は「大胆な犯行で酌量の余地はなく刑事責任は重いが、謝罪や反省の意志を示している」などとした。旧2部剣道部の体育会剣道部有鄰会に所属していた男子学生は現在、関大から自宅待機を命じられているが、今後はシステム理工学部の教授会が処分を決める。
【関連記事】4年の男子学生を逮捕 漫画万引き、警備員殴る−2014年8月23日
AKB48のCD486枚詐取 関大生に有罪判決−2014年10月20日
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2014年10月09日

ベイビーステップ9冊万引関大生に懲役2年求刑


奈良地裁奈良県内のスーパーで漫画「ベイビーステップ」9冊を万引し、とがめた警備員を殴ったとして窃盗と暴行の罪に問われた関西大学システム理工学部4年生の男子学生(22)の初公判が9日、奈良地裁葛城支部(五十嵐常之裁判官)であった。男子学生は「間違いありません」と起訴内容を認め、検察側は「身勝手で自己中心的な犯行。大胆かつ悪質で、常習性も認められる」として懲役2年を求刑。弁護側は執行猶予付きの判決を求め、結審した。

起訴状などによると、男子学生は8月20日午後5時ごろ、奈良県北葛城郡広陵町のスーパーで、転売目的でコミック9冊(4167円相当)をショルダーバッグの中に入れ万引。バッグをつかんで止めようとした男性警備員(63)の左肩を、右コブシで殴って逃走したとされる。警備員にけがはなかった。

被告人質問で男子学生は、パチンコ代や部活の遠征代などに使うため、以前からコミックを万引きし、中古書店などに売って稼いでいたことを認めた。留年が決定し、うさ晴らしのため遊ぶお金が欲しかったといい「資金が足らなくて盗んでしまった。暗い気持ちをはらすために遊ぶお金が欲しかった」と話した。男子学生は、本屋を併設するDVDレンタル店でバイトしていたという。自分のところでやれよ…。【写真・公判があった奈良地裁葛城支部】

男子学生は旧2部剣道部の体育会剣道部有鄰会に所属しており、関西大学からは自宅待機を命じられているという。大学は処分を検討するが、男子学生は公判で「二度としないと誓います。自分の軽卒な行動で、周りの人々に迷惑をかけてしまった。すべての人に謝っていきたい。大学もあと1年通って、卒業したいと思っている」と涙ながらに訴えた。
【関連記事】4年の男子学生を逮捕 漫画万引き、警備員殴る−2014年8月23日
AKBのCD486枚詐取 関大生に懲役2年求刑−2014年9月29日

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2014年09月29日

AKBのCD486枚詐取 関大生に懲役2年求刑


京都地裁アルバイト先の居酒屋で客のクレジットカード情報を盗み、AKB48のCD486枚(約48万9000円相当)をネット通販会社からだまし取ったとされる関西大学3年の男子学生(21)が29日、京都地裁での初公判(高橋孝治裁判官)で「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は懲役2年を求刑し、結審した。

起訴状などによると、男子学生は昨年4月、吹田市の居酒屋で会計の際に預かった客3人のカード情報を悪用し、リーダー格の大産大3年の男子学生(21)とともにAKB48のシングルCD「さよならクロール」を、暗証番号のいらないネット通販で不正購入したとされる。また、CDの受け取り先に指定した郵便局で、偽造した身分証を示した有印私文書偽造・同行使の罪にも問われている。

購入したCDはリーダー格の大産大生が握手券を抜き取り、京都府内の山中にビックリマンチョコ状態で不法投棄されていた。関大生は報酬をもらう約束だったが、もらえたのはCD特典の生写真400枚だけだった。握手券と投票券は、大産大生がすべて独占。推しメンのNMB48・西村愛華さんと、81分間もの長すぎる握手に及んだ。【写真・初公判が行われた京都地裁】

この日の公判では、検察官から「メンバーの女の子は応援されてうれしいと思うのか?」と問われ、関大生は「……うれしくないと思います」と答える場面も。イヤイヤもらった生写真400枚はネットオークションで売りさばき、約10万円をAKBのイベント参加費用に充てたという。

検察側は論告で「身勝手かつ短絡的な犯行で、巧妙で悪質。犯行当時未成年だったという点を考慮しても、刑事責任は重い」と指摘。弁護側は執行猶予付きの有罪判決を求めた。また、CDの不法投棄には別の関大生が関わっていたが、起訴猶予となっている。
【関連記事】関大生がAKBのCD486枚詐取 680枚不法投棄−2014年1月31日
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2012年01月31日

関大レスリング部元副将に猶予判決


関西大学レスリング部のいじめ事件で、暴行や恐喝、住居侵入などの罪に問われた同部元副将・中村淳一被告(22=政策創造学部を退学処分)の判決公判が31日、大阪地裁であり、加藤陽裁判官は懲役3年(求刑3年6月)、執行猶予5年の判決を言い渡した。

加藤裁判官はいじめ行為について「陰湿で被害者の人格を踏みにじる悪質な犯行」と指摘。一方で関西大学を退学になるなど、社会的制裁を受けているとして執行猶予が相当とした。

判決によると、中村被告は22年8月、同部の合宿が行われた長野県内のホテルで、同回生部員の頭髪やまゆをかみそりで剃り落としたり、トランプの大富豪で現金20万円を脅し取ったとされる。

同事件で逮捕、起訴された元主将(22=経済学部を退学処分)は昨年10月、大阪地裁で懲役3年、執行猶予4年の判決を受けている。




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2011年12月13日

関大レスリング部元副将に懲役3年6月求刑


関西大学レスリング部のいじめ事件で、暴行や住居侵入、恐喝などの罪に問われた元副将・中村淳一被告(22=政策創造学部を退学処分)の論告求刑公判が13日、大阪地裁(加藤陽裁判官)であり、検察側は懲役3年6月、弁護側は執行猶予付き判決を求め結審した。判決は来年1月31日。

検察側は論告で「長期間に渡るいじめは、被害者に精神的打撃や苦痛を与えた卑劣で悪質極まりない行為」と指摘。「事件発覚後に他のレスリング部員と口裏合わせをするなど反省の態度がなく、厳重に処罰する必要がある」とした。

弁護側は暴行と住居侵入、窃盗の罪については認めたが、合宿中の賭けトランプで15万円を脅し取ったとされる恐喝罪については無罪を主張。いじめ行為についても「体育会レスリング部独特の雰囲気の中で、行為がエスカレートし、他のレスリング部員も同調した」とした。被告が退学処分や大手銀行の内々定を取り消されるなど社会的制裁を受けたことを挙げ、情状酌量を求めた。

同事件では元主将(22=経済学部を退学処分)に懲役3年、執行猶予4年の判決が言い渡されている。
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2011年10月18日

関大レスリング部元主将に猶予判決


関西大学レスリング部のいじめ事件で、暴行や恐喝、傷害などの罪に問われた元主将の濱田周平被告(21=経済学部を退学処分)の判決が18日、大阪地裁であった。

加藤陽裁判官は「長期間にわたるいじめは陰湿で、被害者が当時受けた苦痛は非常に甚大。一方で、被害者と示談が成立しており、大学から退学処分を受けるなど社会的制裁も受けている」として懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役3年)を言い渡した。

判決によると、濱田被告は昨年8月に長野県で行われた同部の合宿で、元副将とともに同回生部員の頭髪やまゆ毛をかみそりで剃ったり、トランプの大富豪で約20万円を脅し取った。また、昨年9月から10月にかけて関大前の焼肉店で、炭火で熱したトングを部員の肩に押し当て全治1カ月のやけどを負わせた。

この日の公判までに、被告といじめの被害を受けた4回生部員との間で示談が成立。4回生部員から「実刑に処するのは本意ではない」とする上申書が出されていた。

黒いスーツ姿で出廷した濱田被告は「謝罪の気持ちは変わらない。2度とこういうことはしない」と述べた。この日は大学関係者や、レスリング部部長だった元教授も傍聴席で判決を聞き入った。

なお、同部元副将の中村淳一被告(21=政策創造学部を退学処分)は起訴内容を一部否認しており、大阪地裁で公判が続けられている。
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2011年10月04日

関大レスリング部いじめ公判、被害者が出廷


関西大学レスリング部のいじめ事件で、恐喝や暴行、窃盗などの罪に問われた元副将の中村淳一被告(21=政策創造学部を退学処分)の公判が4日、大阪地裁(加藤陽裁判官)で開かれた。証人尋問が行われ、いじめを受けた4回生部員(22)が出廷。「いじめの中心になっていた中村に厳重な処罰、実刑を望みます」などと述べた。

ついたてで仕切られた席から、いじめを受けた部員の悲痛な訴えが法廷に響き渡った。すでに明らかになっているいじめの他に、レスリング部員の悪行が次々と明らかにされた。水が入ったペットボトルで頭を殴る、スポーツドリンクに小便を入れる、10分近くに及ぶ暴行、服を脱がす、隠す、破る…被害者のカバンの中にゲロを吐く…。「濱田(主将)には罰を強く望んでいない。中村が就活でいない時、シャワー室で服を隠されるなどの日常的ないじめはなかった」と、いじめの首謀者が副将であることを証言した。

他の部員がいじめを看過してきたばかりか、被害者から相談を受けた同部の監督が「パンツを脱がす程度にしとけよ」と、元主将と副将に“指導”していたことも弁護側から明かされ、公判では関大レスリング部の異常な体質が浮き彫りとなった。公判中の濱田周平被告(21=経済学部を退学処分)も証人として出廷し「監督と副顧問から『OBでまとめる。穏便に済ませる。自分たちで(被害者を)説得するから』と言われた」と、部全体で事件発覚を隠蔽する動きがあったことを認めた。








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2011年09月20日

関大レスリング部元主将に懲役4年求刑


関西大学レスリング部のいじめ事件で、暴行や住居侵入などの罪に問われた元主将の濱田周平被告(21=経済学部を7月28日付で退学処分)の論告求刑公判が20日、大阪地裁(加藤陽裁判官)であった。

検察側は「いじめは卑劣で悪質極まりなく、被害者の精神的ダメージは大きい。厳罰を望んでおり、いじめ撲滅は社会の要請だ」として、懲役4年を求刑。弁護側は「被告の行為に対し、大学は適切に対応してこなかった。すでに大学も退学になっている」として、執行猶予付きの判決を求めた。

この日の公判では、濱田被告が大学とスポーツ振興課への事情説明前に、レスリング部員同士で口裏合わせをしたことや、逮捕前に他の部員を通じて被害者の4回生部員と接触を図ったことも分かった。同被告は「監督からはトングでやけどをさせた時に“そんなことしたらあかんやろ”という注意だけで終わった」と述べ、同部の甘すぎる体質が明らかになった。

最終陳述で濱田被告は「被害者には申し訳なく思っている。直接お会いして謝罪したい」と語った。判決は10月18日に言い渡される。




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2011年07月30日

関大レスリング部元主将も退学処分


関西大学は29日までに、関大レスリング部のいじめ事件に関わった元主将で経済学部4回生の男子学生(21)を退学処分にした。経済学部が教授会を開き、27日付で処分を決めた。元副将で政策創造学部4回生の男子学生(21)も13日付で退学処分となっており、トングでの“ヤキ入れ”やまゆ剃り、20万円恐喝などやりたい放題だった加害者2人は卒業目前でキャンパスから追われることになった。

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2011年07月26日

関大レスリング部元主将「ヤキ入れ」認める


関西大学レスリング部のいじめ事件で、元主将の経済学部4回生の男子学生(21)の第2回公判が26日、大阪地裁(加藤陽裁判官)で開かれた。この日は同回生部員(21)に炭火で熱したトングを押しつけた傷害罪についての審理が行われ、元主将は「間違いありません」と、起訴内容を認めた。

起訴状によると元主将は昨年9月から10月中旬にかけ、部活動帰りに訪れた関大前の焼肉店で、元副将の中村淳一被告(21=13日付で政策創造学部を退学処分)とともに、同回生部員の左腕に七輪で熱したトングを押し当て、やけどを負わせたとされる。検察側は「被告人は熱がったり、痛がったりして面白いだろうとしてトングを突き出し、被害者の左腕に押しつけた」と指摘した。




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2011年07月19日

関大レスリング部元副将を退学処分


関西大学は19日、いじめ事件に関わった関大レスリング部の元副将で、政策創造学部4回生の男子学生(21)を退学処分にした。政策創造学部の教授会が処分を決めた。男子学生は恐喝や住居侵入などの罪で起訴されており、この日大阪地裁で初公判が行われた。

元主将で経済学部4回生の男子学生(21)については経済学部の教授会が処分を決めるが、副将と同様に退学処分が濃厚だ。
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2011年06月28日

関大レスリング部いじめ事件で初公判


関西大学レスリングの主将だった経済学部4回生の男子学生(21)の初公判が28日、大阪地裁(加藤陽裁判官)で開かれた。この日は恐喝と暴行、窃盗と住居侵入の4罪について審理が行われ、男子学生は「間違いないです」と、起訴内容をすべて認めた。

起訴状によると、男子学生は副将だった政策創造学部4回生の男子学生(21)と共謀し、昨年8月16日、レスリング部の合宿が行われていた長野県上田市内のホテルで、同回生部員(22)を押さえつけ、髪の毛をカミソリでそった。翌17日には、賭けトランプで故意に負けさせ、現金20万円を脅し取ったとしている。

検察側は冒頭陳述で、被害を受けた同回生部員が1回生の頃から、ささいなことで日常的にいじめていたと指摘。「髪をそり、笑いものにしようとした」などと述べた。

男子学生は現在保釈中で、この日は丸刈りにした頭に白いワイシャツ姿で出廷。男子学生の両親や、大学関係者も傍聴した。
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2011年02月09日

元カノ脅迫の関大生に猶予付き判決


元カノのIDとパスワードを無断で使い、ヤフーメールに接続し脅迫メールを送るなどして、不正アクセス禁止法違反罪や脅迫罪などに問われた関西大学社会学部4回生の男子学生(22)に対する判決公判が、京都地裁であった。入江克明裁判官は「被害者に精神的な苦痛を与えたが、示談が成立し、反省文を書くなど行為を考え直す姿勢が見られる」などと述べ、懲役1年6月の求刑に対し、懲役1年6月、執行猶予3年の判決を言い渡した。

男子学生は昨年2月から3月の間、同年1月にフラれた会社員女性のパスワードを悪用し、大阪市内のネットカフェからヤフーメールに侵入。「夢も仕事もつぶしてやる」などの脅迫メールを送りつけていた。初公判で弁護側は「女性への未練が捨てきれなかった」などとして、執行猶予を求めていた。
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2009年11月25日

関大の元野球部員に執行猶予付きの有罪判決


振り込め詐欺に使う通帳を渡さなかったことに因縁をつけ、男子大学生から現金を脅し取ろうとした恐喝未遂罪などに問われた関大の元野球部員栗岡裕幸被告(21=当時商学部4回生、10月15日付で退学処分)に対し、神戸地裁明石支部は25日、懲役2年6カ月(罰金30万円)、執行猶予4年(求刑懲役2年6カ月)の有罪判決を言い渡した。17日には栗岡被告に通帳を売り渡した文学部3回生の元野球部員(22)にも執行猶予付きの有罪判決が出ており、関大野球部から4人の逮捕者(2人は起訴猶予)が出た恐喝未遂事件は事実上終結した。

この日、栗岡被告は灰色のトレーナーとローライズのジーンズで法廷に現れた。種村好子裁判官は、被告の「通帳を要求したわけではなく、債権の回収で金を要求した」という主張は認めた上で「後輩を犯行に巻き込み、通帳が実際に振り込め詐欺に使われるなど結果は重大だが、被害者との示談が成立しており、大学を退学処分になるなど社会的制裁も受けている」などと述べた。
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関大元野球部員に有罪判決


関大元野球部員に懲役2年6カ月、執行猶予4年の有罪判決。神戸地裁明石支部

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2009年11月24日

元関大野球部員への判決速報します


ブースポブログでは、あす25日に神戸地裁明石支部で開かれる元関大野球部員への判決公判を速報します。

試験的に開設しているブームスポーツ編集局のTwitter
http://twitter.com/boomsports
でも速報します。


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2009年11月12日

関大生が裁判員なら2〜元関大野球部員公判


f992f95a.JPG文学部の女子大学院生
「裁判長!ここは無期懲役+出家してギャンブル地獄から脱せよの刑でどうすか?」

野球賭博やパチスロで270万円以上の借金を作ったとのことですが、ギャンブルとの戦いは一生続くので…。一生罪を償っていくということで無期懲役。「HOPE FOR THE PEACE」というガラのシャツが気になりました。出家は瀬戸内寂聴が、ギャンブル狂いは出家をしないとなおらないと言っていたので…。閉廷後、ニヤニヤしていたのがバカだなぁ、と思いました。
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関大生が裁判員なら〜元関大野球部員公判


7de8d38d.JPGブームスポーツ編集局では、神戸地裁明石支部で行われた元関大野球部員の公判に、関大生を傍聴させ「もし自分が裁判員なら、どんな判断を下すか」示してもらった。

経済学部4回生の男子学生
「裁判長!ここは懲役5年+自身の墓作りの刑でどうすか?」

関大の名誉を傷つけて、野球部員にも迷惑をかけ、被害者に精神的ダメージを負わせた。5年かけて自分で穴を掘り、出所して墓にしてください。振り込め詐欺に加担するヤツは人ではない。人間のフリをした悪魔。それくらいの罪に値する。



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元関大野球部員、野球賭博で借金270万円


11日に神戸地裁明石支部で行われた論告求刑公判で、栗岡被告は関大野球部在籍中、野球賭博で270万円を超える借金をつくったことを明らかにした。その一方、サラ金で金を借り、後輩に貸すなどめちゃくちゃ。裁判官から「金銭感覚がおかしいと思いませんか?」とたしなめられる場面もあった。

第1回公判では、あわや半ケツのローライズで出廷。傍聴者をあ然とさせたが、この日は「HOPE FOR THE PEACE」というロゴが書かれたトレーナーを着て公判に臨んだ。終始固い表情だったが、閉廷後、傍聴に来ていた友人や家族を見て笑う余裕も見せていた。

通帳を作るのを拒んだ男子大学生を脅し「250万円用意できなかったら拉致する」と脅した脅迫未遂罪に加え、元野球部員だった関大生に通帳を作らせ、3万円で買い取った盗品等有償譲受罪についても審理が行われた。栗岡被告は起訴事実を認め「金欲しさがあった。その通帳が振り込め詐欺に使われたことに関しては、非常に申し訳なく、謝罪したい」としたが、脅迫未遂罪については「通帳をつくらなかったから脅したのではない」とし、あくまで債権の回収であると一部を否認した。

いまだ捕まっていない振り込め詐欺グループの主犯格の男について、栗岡被告は「2年先輩の男に紹介された」とし、関大の学生から振り込め詐欺の通帳作成の仕事を斡旋されたことを明かした。検察から「連絡は取れるの?」と聞かれると「連絡先はわかりません。顔はBEGINのボーカル似」と答え、検察官の口をポカンとさせた。


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2009年11月11日

元関大野球部員に懲役2年6カ月求刑


通帳作成を拒んだ知人の男子大学生から金を脅し取ろうとして、恐喝未遂罪などに問われた元関大野球部員で、商学部4回生だった栗岡裕幸被告(21=10月15日付で退学処分)の論告求刑公判が11日、神戸地裁明石支部であった。

検察側は「大学生の本分を忘れ、手っ取り早く金を稼ごうとした自己中心的で、極めて悪質な犯行」として、懲役2年6カ月(罰金30万円)を求刑した。判決は25日に言い渡される。


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2009年11月07日

元関大野球部員が法廷で半ケツ〜恐喝事件公判


e03f76e1.JPG恐喝未遂罪で逮捕・起訴された関西大学元野球部員で、10月15日付で退学処分となった元商学部4回生・栗岡裕幸被告(21)の公判が11日、神戸地裁明石支部で行われる。

初公判は9月30日、同支部で開かれ、栗岡被告は「通帳を要求したわけではなく、債権の回収で金を要求した」と起訴内容を一部否認したが、公判以上に注目を集めたのが被告の服装だった。

初公判では、黒のポロシャツと尻の割れ目が見えそうなローライズで登場。髪は丸坊主……と思いきやロン毛で、傍聴者は苦笑するしかなかった。法廷にはおよそ似つかない格好で「野球部のユニホームで来るほうがまだマシ。初公判なのに、もう半ケツかよ…」と嘆く人もいた。

高校野球の名門・滝川二高でキャプテンを務め、指定校推薦で関大に入学。08年の関西学生野球春季リーグでは外野手として7試合に出場したが、同年夏に右肩を痛めそのままパチスロの道に。江坂のスロット店などで“打席”に立ち、三振を繰り返しては数百万円の借金を抱えてしまったという。

「250万円用意できんかったら拉致る」と、いまどきヤクザでも言わない脅し文句で、通帳作成を断った男子学生を脅迫。大学野球界から一発退場させられた栗岡被告に、刑務所からのドラフト指名が待っている。【写真は栗岡被告らが大阪商業大の男子学生を脅し、現金250万円を脅し取ろうとした山陽電鉄東二見駅前】

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