関大前は今年も店の閉店が相次いだ。4月に千里山キャンパス正門前の書店「進々堂書店」が閉店。関大前から本屋が姿を消した。6月には、関大前では珍しい立ち飲みスタイルの居酒屋「うづら」が諸事情で閉店。最終日には、開店前から閉店を惜しむ学生や住民が殺到。店前の駐車場にまで人があふれた。【写真・店の前で胴上げされる店長の桑田純一さん=6月29日】
7月には「伝説のすた丼」「タンドリーキッチン」が関大前から撤退。10月には関大前で1985年(昭和60)から営業してきた居酒屋「シゲちゃん」が閉店。26年の歴史に幕を下ろした。最終日には学生や卒業生が多数訪れ、“シゲママ”こと店主の茂本靖子さん(73)との別れを惜しんだ。
一方、踏切前のampm跡地に「ダイコクドラッグ」が進出。進々堂書店の跡には、コンビニ「ローソンプラス100」が開店した。また、今年1年間でラーメン店が3店誕生。チェーン、家系、二郎系…など8店が乱立し、関大前のラーメン戦争が激化した。